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自分だけのキャリアストーリーを描こう!サビカスのキャリア構築理論


あなたは自分の人生をどんな物語にしたいですか?

仕事、家族、友人、趣味…様々な要素が織りなすあなただけの物語。

キャリアとは単なる職業の積み重ねではありません。

それはあなたが人生を通して経験する出来事、出会い、そして選択によって紡ぎ出されるかけがえのない物語なのです。
今回は自分らしいキャリアを築くためのヒントとして、「サビカスのキャリア構築理論」をご紹介します。

ストーリー

Kさんは30代の会社員。
仕事は順調でしたがどこか満たされない気持ちを抱えていました。

「このままでいいのだろうか…」


Kさんは自分のキャリアについて深く考えるようになりキャリアカウンセリングを受けることにしました。

カウンセラーとの対話を通してKさんは、幼い頃から「人の役に立ちたい」という思いを抱いていたことに気づきました。

そしてその思いを叶えるためにNPOで働くことを決意したのです。
Kさんのようにキャリア構築は自分自身と向き合い、人生の物語を紡いでいくプロセスと言えるでしょう。

解説

サビカスのキャリア構築理論とは?

サビカスのキャリア構築理論はアメリカのキャリアカウンセラーマーク・サビカスが提唱したキャリアに関する理論です。

この理論は「人は、自分自身のキャリアストーリーを構築していく主体的な存在である」という考えに基づいています。

サビカスはキャリア構築において以下の3つの要素が重要だと述べています。
1.自己概念:  自分自身に対する認識、価値観、信
  念など。


:「私はどんな人間なのか」「何が得意なのか」
        「何が大切なのか」

2.適応性:  変化する状況に対応し、柔軟にキャリ
   アを構築していく力。


:「新しい環境に適応できる」「変化を恐れずに
        挑戦できる」「問題解決能力がある」

3.ライフテーマ:  人生を通して追求したいテー
   マ、価値観、目標など。


:「社会に貢献したい」「人の役に立ちたい」
       「創造的な仕事をしたい」「家族との時間を大
        切にしたい」

これらの要素を統合し自分自身のキャリアストーリーを創造していくことがキャリア構築の鍵となります。

Kさんの場合「人の役に立ちたい」というライフテーマを軸に自分自身のキャリアストーリーを再構築することで新たなキャリアへと踏み出すことができたのです。

エピローグ

NPOで働き始めたKさんは自分の仕事にやりがいを感じ充実した日々を送っています。
「以前は仕事は生活のためだけだと思っていた。でも今は仕事を通して社会に貢献できることに喜びを感じている」
Kさんは自分らしいキャリアを築くことで人生の主人公としての自覚を取り戻したのです。

まとめ

サビカスのキャリア構築理論はキャリアは単なる職業の選択ではなく、自分自身の人生を創造していくプロセスであることを教えてくれます。

自分自身のキャリアストーリーを振り返り、未来に向けてどんな物語を描きたいのか考えてみませんか?

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