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あなたは、自分の仕事をどう語る?

Tatsuro Sugiです。

こんな話を聞いたことがあります。

「この間、病院見学に行ったんだけど、
担当の看護師さんにこの仕事は、
給料と労働が見合ってないよ
って言われたんだよね]

「えー、それ看護師さんが
自分で言っちゃうんだw」

おそらく、病院見学に来た学生が、
見学先の看護師から直接聞いた話なのでしょう。

この話を聞いたとき、
なんとも言えない気持ちになりました。

病院の給与事情はそれぞれ違いますし、
看護師に限らず、昨今は物価高の影響で
景気の悪い話も少なくありません。

それでも、せっかく見学に来てくれた学生に対して
もう少し前向きな話ができなかったのだろうか?
という違和感を覚えました。

何気ない一言が、学生の将来を左右する

現場のスタッフが発した何気ない一言は、
思いのほか学生の間で広まります。

「〇〇病棟、すごく雰囲気がよかった!」
「〇〇病棟の対応、ちょっと微妙だった…」

こうした印象は、学生の就職先選びに
少なからず影響を与えます。

その病院がどんなに素晴らしい教育体制を整えていても
そこで働く人の言葉がネガティブなら、
魅力が伝わらないまま終わってしまいます。

自分の仕事をどう語るかは、自分次第

私自身、自分がこれまでやってきた仕事に対して、
ネガティブな感情を抱くこともありましたし、
そうした発言をしたこともあります。

でも、それを学生に対して
ストレートに伝えることは
どうなのだろうと感じています。

仕事に対して不満を感じるなら、
その職場を変える、働き方を工夫する、
キャリアを見直すなど、
できることはたくさんあります。

何よりも、自分の仕事の
「やりがい」や「ビジョン」
を語れる社会人でありたい。

「看護の仕事って大変だけど、
こういう瞬間にやりがいを感じるよ」

「大変なこともあるけれど、
こういう場面で成長できるんだよね」

そんな風に、自分の仕事に
興味を持ってもらえるような言葉を届けたい。

誰かに仕事の話をするとき、どんな言葉を選ぶか。
それが、未来の人材の選択に時に影響を与える。

そのことを忘れないようにしたいと思います。

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