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【分散学習】AI時代に求められる学び方

おはようございます、Sugiです。
今日は「分散学習」について。
分散学習(Spaced Learning)と
書くと難しく聞こえますが、
要するに、
学習は一夜漬けよりも
コツコツと、繰り返したほうが
効果的ですよ

という当たり前の
話です。

エビングハウスの忘却曲線
という有名な理論がありますが
人間は忘れる生き物です。

それを前提として
忘れた頃に繰り返し学習することで
忘却を最小限にして
長期記憶に留めておこうと
いうわけです。

最近では学習アプリにも
この理論が組み込まれています。

ある英単語アプリは
自分が間違えやすい
英単語は一定時間が経過した後に
再び表示されるように
なっています。

ところが、
僕の肌感覚ですが
テスト前に一夜漬けをして
なんとかやり過ごす学生が
多い印象です。

理論的には
このような学習スタイルは
非効率的です。
一定時間が経過した後には
ほとんど記憶には
残っていないでしょう。

インターネットが
登場して以降、
暗記の必要性は
低くなりました。

ただ、頭の中に何も残って
いないのでは
学習が積み上がらず、
より高度な内容が
理解できなくなります。
実践でも活用しにくいでしょう。

つまり教員・指導者・教育担当者は
学習者が計画的に
学習を続けられるような
支援が求められるというわけです。
自己調整学習というものですね。

教員が担ってもいいですが
学習科学や教育工学の知見を
もった専任の人材がいると
望ましいと思います。

AIが当たり前に
なりつつある
現代だからこそ、
学習の内容と同等、
あるいはそれ以上に
学び方の支援がより
重要な意味を持つでしょう。




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