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どの大学野球リーグが部員数が減って、どのリーグが増えたか?驚きの結果に。  〜大学野球人口②〜


昨日、こちらのnoteを書きました。


この続編になります。


野球人口についてご興味がある方、学生野球にご興味がある方は、ぜひご覧頂ければ嬉しいです😃



まとめ


2007年からの2022年までの15年間で、

  • 日本で26の大学のリーグがある内、25リーグで部員数が増加!

    • 日本中で満遍なく大学野球の人口が増えている👍

  • 部員数が減っているのは北海道学生野球連盟のみ

  • 部員数が最も増えているのは首都大学野球連盟

という状況です。


野球界に明るいデータとなりました!




では、以下にて、詳細を書いていきますね👍




大学野球のリーグとは


まずは前提の知識になります。


▶︎ リーグの数

日本には、26の大学硬式野球のリーグがあります。

有名な東京六大学野球連盟などは、その内の1つです。

ちなみに僕は、近畿学生野球連盟に属していました。


▶︎ 大学野球の公式戦

リーグごとに、春と秋で公式戦を戦います。

ざっくり説明すると、その各リーグのリーグ戦で優勝すれば、大学野球の甲子園である”神宮”に行ける(近づく)ということになります。



▶︎ リーグに属している大学の数

そして、各リーグは概ね、6〜30くらいの大学で構成されています。

例えば、東京六大学野球は、その名の通り6大学のみで構成されています。

一方で、20以上の大学が属しているリーグが多いです。


2022年時点では、最も多くの大学が属しているリーグは九州地区大学野球連盟になります。

その数、31大学


このように、リーグによって大学数が違います。


全て足し合わせると、現在は372大学が硬式野球部を持っていることになります。



この372大学が、26のリーグに散らばって、それぞれに神宮を目指しています。





▶︎ リーグによる実力と人気の差もある

さて、当然ですが、大学によって人気に差があるように、大学のリーグによっても差があります。

やはりダントツ人気は東京六大学野球連盟でしょう。

次に東都大学野球連盟、首都大学野球連盟などになるかと思います。

関西ならば、関東の東京六大学野球と同じ位置付けなのは、関西学生野球連盟になると思います。


これらのリーグは、なぜ人気となるでしょうか?

甲子園で活躍した有名な球児が入部していたり、多くのプロ野球選手を輩出していることが理由です。


さてさて、では、それぞれのリーグの差があるなら、部員数の増減も差が出てきそうです。

そういったあたりを今日は見ていきます。




リーグごとの部員数の増減


▶︎ 表

この表が一番の結論の表です。


部員数(ベスト5を赤)

2007年から2022にかけての15年間。


一番部員数が増えているのは、首都大学野球連盟です🎉

次に、仙台六大学野球連盟、中国地区大学野球連盟と続きます。



一方、減っているリーグはどこでしょうか?


部員数(ベスト5を赤、ワースト5を緑)


なんと、この15年間で部員数が減っているのは、北海道学生野球連盟のみなんです! 👀

僕はこの事実にとても驚きました。

とても素晴らしいことだと思います。


北海道学生野球連盟を除いた25リーグで、100%を超えています

日本中の大学リーグで、部員数増加の現象が起こっています!!


”日本中”で満遍なくこの現象が起きているというのが、素晴らしいと思います。



部員数(詳細版、年ごと)



▶︎ グラフ

次にグラフで見ていきます。

このグラフでは少し細か過ぎてみにくいですよね。。

しかし、全般的な右肩上がりは見て取れると思います。


合計値だけなら見やすいです👍

部員数


2020年に若干のヘコみがあります。

それを除けば、この15年は常に増加しています👏


ただ、少し気になるのは2018年〜2022年の部員数は、若干の頭打ち傾向にあるかな?という点です。


そもそも少子化ですし、増加しているだけで驚異的。


今は頭打ちでも、例えば先日のWBC人気などで、また

「大学でも野球を続けよう!」

という学生さんが増えるかもしれませんね😃






リーグごとの加盟校数


加盟校数の増減についても、データを整理したので、掲載しておきますね。

▶︎ 表


加盟校数


平均して101%。

なので、15年前とほぼ同じ大学数ですね。



加盟校数


加盟校数


▶︎ グラフ




加盟校数


なお、個人的には、加盟校数の増減はあまり重視していないと言えます。

そもそもチェックしたかったのが野球人口なので、加盟校数自体は意識していないのが一つ。

また、部員数の増減は野球人気を示唆していたり、僕の興味ある指標です。


が、加盟校数の増減は、野球部の廃部のケースもあると思いますが、大学自体の人気の低下や、大学自体の消滅など、他の因子の影響が多そうだなと感じています。


なので、加盟校数については、ほぼデータの掲載のみとさせて頂きます。




さて、次は、関東、関西など、地域ごとの区分で見ていきたいと思います。


今日のnoteは長くなってきたので、これで終わらせて頂きます🙇‍♂️




続きは、こちらになります。




今日も読んで頂いて有難う御座いました😃


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中川達生/AI開発のROX CEO
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