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村上56発・王55発・バレンティン60発の意外な共通点
ヤクルト村上選手の偉業が目立った2022年シーズン。
56発のHRについて、少し振り返ってみました。
村上選手だけでなく、同レベルのホームランを記録した王選手の55本、バレンティン選手の60本も並べて見てみました。
すると、意外な共通点に気付きました👍
まずは、三者のHRの推移をご覧ください。
村上・王・バレンティンのHR記録の推移
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このグラフは、横軸にチームの消化試合数を取っています。
補足すると、王さんの時代は年間140試合ですね。
バレンティン選手が60本打った年は、開幕当初の怪我の影響で、出場が130試合というので、驚異的です。
(* グラフは、”チーム”の試合消化数なので、144試合で表示しています)
村上56発・王55発・バレンティン60発の意外な共通点
何かというと、全員、14試合以上の次のHRの出ない試合があったということです。
つまり、3選手とも決して順風満帆でHRを積み重ねたシーズンでは無かったということです。
村上選手が56号が出ずに16試合も苦しんだことは、記憶に新しいと思います。
素人ながら、あの56号が出ない時の村上選手の心情たるや、とんでもないプレッシャーと苦悩があったと思います💦
しかし、王選手も決して順調に55本を打ったのではありませんでした。
王選手にも14試合以上もHRが出ずに苦しんだことがありました。
バレンティン選手に至っては、開幕を怪我で15試合も出遅れるという最悪のスタートのシーズンでした。
各選手がどれだけ苦しんだかというと、以下の通りです。
村上選手 16試合(56号が出ない)
王選手 14試合(8号が出ない)
バレンティン選手 15試合(1号が出ない)*
* 開幕の欠場を加味しています
バレンティン選手も、怪我による欠場なので、他の二人とはケースが違うとは言え、とても歯痒い思いがあったものと思います。
そもそも、どれぐらいのHRのペースが必要か
まず前提として、130〜144試合で55本以上のHRを打つとなると、以下のようなペースとなります。
村上選手 2.6試合で1本
王選手 2.5試合で1本
バレンティン選手 2.4試合で1本
各選手の記録を打ち立てたシーズンは、単純に全試合数をHR数で割ると、上記の通りになりました。
2、3試合で1本のホームランを打つ人が、16試合もホームランが出なかったり、15試合も欠場するというのは、かなりのストレスですよね。。
10試合前後のHRが出ない期間もあった
また、「なかなかHRが出ない」という意味では、実は各選手は、以下のような停滞の期間もありました。(上記で書いた14試合以上の停滞を除いても、です)
村上選手 11試合(4号が出ない)
王選手 9試合(54号が出ない)
バレンティン選手 10試合(14号、59号が出ない)
このような、中型?のHRの出ない期間を経た上で、あの大記録は打ち立てられたのでした。
雑感
個人的には、「シーズン55本以上のHRを打つとなると、2、3試合に1本もホームランを打っていたのだから、さぞかし快調だったろう」などと思い込んでいました。😅
各選手、10試合以上のHRが出ない期間が何回も合った上での大記録達成だったと知り、とても意外だったので、noteにまとめてみました😃
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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