【世界一わかりやすい会計本】これを読めば高校生でも会計を瞬時に理解できる!
みなさま、こんにちは。
辰巳 衛(タツミマモル)です!
このnoteを書いている僕は現在、株式会社カンリー(旧社名:株式会社Leretto)というIT会社を経営している28歳の若者です(2021年3月時点)。
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「元商社マン×起業家×米国公認会計士」という経験をもとに若手ビジネスマン向けに「仕事術・キャリア論」について発信してますので
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今回は、若手ビジネスマンの皆様に向けて
「オススメの会計本」について紹介していこうと思います。
上記の通り、(ツイッターで若干炎上しましたが)ビジネスマンにとって「会計」は中学生でいう「足し算引き算」みたいなものであると考えてます。
なので、会計を知らないビジネスマンは、今後社会人として生きていくには大変だと思います。
・営業マンであれば、月次の売上報告
・管理職であれば、予算策定
・コーポレート職であれば、事業計画の作成、原価管理
など。会計を使う機会は身の回りに溢れています。
会計を知るか知らないかで、今後のキャリアが大きく変わってくると確信しています。
是非、気合い入れて勉強してほしいと思います。
そもそも「会計」とは?
そもそも会計ってなんだよ?って言う人もいるので簡単に説明しますね。
ざっくり言うと、株主などの第三者に対して「企業の儲け=決算書(≒財務諸表)」を報告するプロセス全体を指します(厳密には、会計には財務会計と管理会計があるのですが、ややこしくなるので割愛します)。
皆さんがお勤めの会社は、四半期毎に決算書を外部に開示してますよね?
この決算書を作成するための一連の作業が一般的に「会計」と言われてます。
決算書とは一般的に以下の3つの書類を言います。
※出典:https://zero-one.media/article/626/
(1)損益計算書
→1年間の企業の経営成績(儲け)を表す書類です。売上とか純利益とかで表すのですが、こちらはイメージがつくと思います。
(2)貸借対照表
→簡単に言うと、企業の「持ち物リスト」です。外部から調達したお金でどのような資産(持ち物)を保有しているか、リスト化されたものと思ってください。貸借対照表の右側が調達手段(例えば、負債は”銀行からの借入金”。純資産は”株主から調達したお金”などを指します)。左側がその調達したお金が何に変わっているか(例えば、在庫や建物、土地など。)を示しています。左右がバランスするので英語ではBalance sheetと呼ばれてます。
(3)キャッシュ・フロー(CF)計算書
→企業のキャッシュ(現金)が1年間でどのくらい増減したかわかる表です。ツイッターでも書いてますが、会計上の利益と現金ってイコールではないんです(利益が100円増えても、現金が100円増えるわけではない。この理由も後述の本を読めばわかります)。現金がゼロ円になったら倒産するので、会計上の利益だけでなく、現金もしっかり把握するためにCF計算書を作成しないといけないんですよね。
ちなみに、みなさんが新入社員の時に勉強させられる「簿記」って何かわかります?
シンプルに言うと簿記は、決算書を作るための手段(ツール)です。簿記の勉強でひたすら「仕訳」作業をさせられると思うのですが、あの仕訳作業を全部積み上げていくと、決算書が作れるんです。
後述する本を読めば瞬時に理解できるので
今は「へ〜そうなんだ」くらいの気持ちで思っていてくれて大丈夫ですよ。
前提知識は、これで終わりです。
それでは早速、オススメ本を紹介していきます!
(1)財務3表一体理解法
國定克則さんの「財務3表一体理解法」。
この本は本当にヤバ過ぎる。僕が生涯出会った会計本の中で一番わかりやすい。おそらく「世界一」わかりやすいです。
・簿記とは何か?
・簿記と決算書の関係性は?
・損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書はそれぞれどうやって作成されるの?
など、全ての疑問が解消されます。
初めてこの本と出会ったのは、22歳のとき。商社に入社してすぐに先輩に教えてもらいました。
読んだときは、本当に感動しましたね、、、
特に、「簿記の仕訳が決算書にどうリンクするのか」が鮮明にイメージできるようになったことは大きかったです。この本に出会った当時、僕は簿記3級を合格したばかりでしたが、なぜ仕訳をしてるのか全くわからず悩んでました。簿記の試験は暗記で乗り切り、本質的な理解をしてなかったんです。(おそらく、簿記3級を持ってるほとんどの人が同じ状態かと思います)
この本に出会えて本当に良かったです。
もしこの本を読んで、「全然ダメでした」って思った人。
クレーム大歓迎です。クレーム 「ゼロ」の自信があります。
※時間がない人は、とりあえずこの一冊だけ読めばOKです。後述の本は、補助教材としての位置付けです。
(2)財務3表図解分析表
國定克則さんの「財務3表図解分析表」。
こちらは、「財務分析」についてわかりやすく書かれている本です。
(1)は決算書(損益計算書、貸借対照表、CF計算書)、会計の基本的な仕組みについて深く解説されています。
他方、この財務3表図解分析表は、決算書を見て「企業の財務状態」を分析・判断するための手法について解説されています。
この本を読めば、上記ツイッターで書いた、用語の意味
お勤めの会社の財務状態を簡単に把握できるようになります!是非読んで見てください!
(3)財務3表実践活用法
國定克則さんの「財務3表実践活用法」。
こちらは、前述(1)(2)の本の応用編です。
(1)(2)を読んで物足りないと思った人。会計を深く理解したい人は、是非読むことをおすすめします!
その他(1)
この記事を読んで、会計に興味を持った方。会計をもっと極めたいと思った方。会計のプロを目指したい方。
是非、僕が22歳の時に勉強を始めた、「米国公認会計士(USCPA)」に関する記事も合わせて見てください!
「会計士」って聞くと難しいイメージがあると思いますが、ちゃんと勉強すれば合格できるので、転職やキャリアアップを目指されている方には是非おすすめです!
僕はこの資格を取って、人生が一気に好転しましたので自信を持ってお勧めできます^^
USCPAに関する対談動画もありますのでキャリアアップしたい方はぜひ参考まで!!
その他(2)
ファイナンスに興味ある方はこちらの記事を参考に!おすすめ本をのせてます!
まとめ
今回は、オススメの三冊を紹介しましたが、(1)→(2)→(3)の順番で読んで見てください!
読み終わったら、「会計」とは何か、瞬時に理解できるようになります。
紹介した本を読んで「超良かった!」と思った人。
ぜひ、このNoteを拡散していただけると泣いて喜びます><
多くの方に、会計の良さを知ってもらえたら嬉しいです!
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