私が本場大島紬のマスクをプレゼントする理由
※この記事は以前出島戦略として個人事業をしていた時のお話です。現在は家業である法人、株式会社巽クレアティフの副社長として活動しております。
私は大阪でHareru(ハレル)という小さなバック工房をしている高栁 実と申します。2010年に家業である和装鞄下請け工房に入社し、10年間和装バックのことを勉強し2020年4月、自分の事業を起業するに至りました。
私が和装業界に入った際に感じたことや想いについてはこちらをご覧頂ければ幸いです。
今回の本場大島紬のメンズマスクプレゼントをする理由ですが、
1つ目は、マスクをプレゼントすることで、コロナ禍で休業状態にある職人さんに少しでも仕事をお出しすることができ、元気になっていただくことができます。
2つ目に、このプレゼントを通して、着物・和の素材・和の文化が大好きな皆さんと出会えるきっかけとなります。
3つ目は、このメンズ夏用マスクを付けていただくことで、それを見た方が和の素材に興味を持ってくれるきっかけになればと思いました。仕入在庫の反物を活用しております。このコロナ禍、零細企業には非常に苦しい状況ですが、苦しいのは皆さんも同じ。
今回プレゼントするメンズ夏用マスクは100個。内50個は本場大島紬です。(残り半分は浴衣用の帯です)
メンズ想定ですが、勿論女性の方も使用頂けます。鼻の部分にには形状記憶素材が用いられているので、ピッタリとラインに沿う設計です。
※モデルは頭小さめの人です(自称)
プレゼントケース・メッセージカード・紙袋をお付けし、2020年6月3周目には到着するようお送りしますので、父の日のプレゼントやお世話になっている方へのプレゼントにお使い頂けます。
本来でしたら百貨店に並び3,980円程度の商品ですが、今回はプライスレスな想いを込めて。スマートレター送料180円のみ、負担のご協力頂ければ幸いです。
私がこの業界に入った10年前では、ユーザーの方と生産者が直接コミュニケーションを取る機会は皆無でした。
しかし、今はこのnoteを始めとし、Twitterやfacebook等沢山のツールにより、ユーザーの皆さんが日々何を感じているのかを?を学ぶことができ、また直接コミュニケーションが取れるようになりました。
そこで多くの方の声を目の当たりにします。
その声を目の当たりにし、色々な声をいただく中で、着物をはじめとする和の文化はもっと多様性を受け入れるべきではないかと感じています。
「着物はこれじゃないとだめ」
このようなスタンスをいつまでも取り続ければ、ますます和装離れは加速し、もはや一部の特権階級の方しか着れないものとなるでしょう。
時代は変わってきています。
私達もまた時代の変化に適応する必要があります。
そのためにも、皆さんの声を直接聞ける機会は凄く大切だと感じています。
コロナ禍の経済的災害はまだまだこれからが本格化すると思います。
和装業界やものづくり業界だけでなく、それは全範囲の経済に影響を及ぼすことでしょう。
苦しい今こそ、助け合いましょう。
うつむいている人がいれば、励まし合いましょう。
かつて私達は阪神大震災や東北大震災とった災害を助け合うことで乗り越えてきたのですから。
日本に住む私達ならそれができると思います。
このマスクが、そんな支え合いのきっかけの一つになればと思っています。
長文最後までお読み頂きありがとうございました。
Hareru(ハレル) 高栁 実
◇今回のメンズ本場大島紬マスクプレゼント企画
Twitterアカウント @hareru2020 をフォロー頂き、Twitterの投稿をリツートしていただいた方の中から抽選で、100名様に"プレゼント用マスクセット”プレンゼント。 ※送料180円は自費となります。 ※既にフォロワーとなっている方もリツートしていただけると抽選権利が発生します。 2020年6月9日一杯で締切。12日頃より発送開始予定です。
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