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アメリカンカウボーイ文化の真髄「ロデオ」見てきた【世界一周する慶應生6日目】
ラスベガスと聞くと、煌びやかなカジノや豪華なショーが思い浮かぶかもしれません。
しかし、この砂漠の街にはもう一つの顔があります。それは、アメリカの伝統的なカウボーイ文化が息づくロデオの世界です。
ロデオとは?
ロデオは、アメリカ西部で発展したスポーツで、カウボーイたちの牧畜技術を競技化したものだそうです。競技には、荒馬乗り(ブロンコライディング)、牛を素早く捕らえるタイダウンローピング、スピードが要求されるバレルレーシングなどがあります。
ロデオは単なるエンターテインメントではなく、西部開拓時代の歴史や精神を体現した文化的なアイコンでもあります。
今日はベガスのSouth Point Hotel&Casinoに隣接するスタジアムでロデオ鑑賞をしてきたので、その内容を共有します。
この日はStripの象徴的なカジノホテル「Flamingo」に宿泊していたので、まずチェックアウトをした後荷物をフロントに預けておきます。
ロデオ自体は19:00からのスタートだったので、午前中は別のVRアクティビティをしました。
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ディズニーの中みたいで、ちゃんとラスベガスらしくスロットも置いてある
Venetianの中にあるSANDBOXというVR体験スポットで、今回は1人50$でイカゲームの体験をしてきました。
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このように一人一つアバターを選び、VRグラスをつけるとイカゲームの中の世界に入ることができます。
別々のゲームを6つ行い、その合計のポイントが一番高かったプレイヤーが勝ち、というシンプルながらめちゃくちゃ面白い体験でかなり楽しめました。
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VR体験が終わったら簡単にイタリアンでお昼ご飯を食べ、午後はカジノで各々ゆっくりすると言う予定でした。
この時カジノでやったのがスポーツベット。大画面に色々なスポーツを放送していて、それぞれ勝敗や得失点差など色々な賭け方をして楽しむというものでした。
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週末だからかかなり人で賑わっていた
一番盛り上がっていたのがアメフトで、リアルタイムでLA Chargers 対 HOUSTON Texansの試合をやっていました。
タッチダウンの度に歓声が上がったりちゃんとが聞こえてきたり、ヨーロッパのサッカーのような熱気が会場にはありました。
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僕が賭けたのはパッと見で強そうだったHOUSTON Texans。賭けたタイミングでは6:12で勝っており、下馬評的にもTexansの方が強いらしかったので強気に100$ベット。Texnansは守備がかなり強くChargersのミスも合わさって、結果は予想通りTexansが32:12で勝ち。賭けていた100$は183$になって帰ってきました(約13030円勝ち)。どんなときも勝ち馬に乗るというのは大事ですね。
面白かったのが隣のおじさんが合計得点が42を超えれば勝ちというのに200$ベットしていて、終始「どっちが勝つとかまじでどうでもいいから、とにかく点を入れてくれ点を」と叫んでいたことです。
ギリギリでタッチダウンして42点を超えた時はありえないほど感極まって叫んでいました。僕もそのおじさんとハグしました。
(ラスベガスのカジノはそれだけで1つ記事が書けるほど面白かったので、勝敗も含めて後日記事にしようと思います。)
さて、なんやかんやで過ごしていると気づけばもう19:00に。ロデオをやってるホテルに行き、会場に入ります。
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会場に入ると歴代の偉大なカウボーイ達が使っていたサドルが壁に飾られていました。これだけでもう大興奮。
お客さんもカウボーイブーツやテンガロンハットを身に着けた人々であふれていて、かなりの熱気が会場にはありました。
会場に入ってスタジアムに進むと、、、
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バスケコートのような形のスタジアムに土が敷き詰められており、真ん中で競技が始まっていました。
ロデオには8つほど競技があり、それぞれ内容は以下の通りです。
ブロンコライディング・・・荒馬に鞍あり(サドルブロンコ)または鞍なし(ベアバック)の状態で8秒間乗り続ける競技。
ブルライディング・・・荒れる牡牛に乗り、8秒間落ちずに耐える競技。
タイダウンローピング・・・馬に乗った状態で子牛をロープで捕まえ、素早く足を縛るタイムを競う。
チームローピング・・・2人1組で行う競技。1人が牛の頭を、もう1人が後ろ足をロープで捕らえる。
ステアレスリング・・・馬に乗った状態で走る牛に飛びつき、地面に押さえ込む競技。
バレルレーシング・・・3つのバレル(ドラム缶)を配置したコースを馬で疾走し、速さを競うタイムトライアル。
ブレイクアウェイローピング・・・馬に乗りながら子牛をロープで捕らえ、ロープが引き離されるまでの速さを競う。
ポールベンディング・・・馬に乗って縦に並べられたポールをジグザグに走り抜けるタイムトライアル。
僕が見たのはブルライディング、タイダウンローピング、チームローピング、ステアレスリング、バレルレーシング。
特に凄かったのがこのステアレスリング。
孔子を馬で追いかけ、ベストなタイミングで馬から男が飛びかかり牛の頭をレスリング技がごとく捕まえ、そのままひっくり返して手足を縄で縛り、そのタイムを競うという動物愛護団体がブチ切れそうな内容でとにかく迫力がありました。
ラスベガスでのロデオ観戦は、単なるスポーツイベント以上の体験です。現代のエンターテインメントと西部の伝統が融合した特別な空間で、アメリカのルーツに触れる機会となるでしょう。カウボーイの世界に足を踏み入れ、非日常の旅を楽しんでみませんか?