見出し画像

2024年の総決算を閉じないとんかつでおこなう

突然ですが、2024年12月もクライマックスだった26日。ここに来て、私にはまだやり残したことがありました。

といっても、もう2025年も2ヵ月経過したんですが……。私用でバタバタしていたら、投稿が今になりました。

2024年にやり残したことと言ったら怠惰な私は両手の指と足の指足しても足りなかったんですが、それはさておき。

どうしてもやり残していたのがこの年末気がかりだったこと。このままじゃ年を越せないと思っていたこと。それは、

閉じないとんかつが食べたい。


存在を知ったのはいつの事だったか……定かではありませんが、そもそも私、塊肉に目がないんです。

それはもう鶏の唐揚げみたいな小さいものから、焼豚、角煮、エトセトラ。自分で肉を何時間も愛情込めて茹でてやってます。将来はワンピに出てくる骨付き肉食べたいですね。

前置きはこのくらいにして。ついに行ったんですよ。「とんかつ丸七」に!!

ご存じない方にちょこっと解説すると、とんかつ丸七のカツ丼は肉が厚過ぎて丼の蓋が閉まりません。それがまたよくインスタ映えするもので、SNSで流行しているんですよね。

このお店、チェーン店なので何店舗かあるんですが、普通のカツ丼より2、3倍のお値段がしますし、長蛇の列ということでなかなか手が出せないでいました。

値段は安い飲み屋に行く程度とはいえ、丼物1つって聞くと途端に足取りが重くなりますよね。海鮮丼みたいなものです。

ただ、なんとかこの年末に時間と予算の都合をつけてきました!
今回訪問したのは池袋店。西口からは徒歩2、3分と好アクセスです。

「早く行かないと並ぶし売り切れる」との事前情報から、開店の15分前くらい、10時45分に到着。

丼からあふれんばかりのとんかつ…この看板があったら心惹かれますよね

今日は人が少ないのか2人待ち。ラッキー。メニュー手渡されて、開店時間までしばし待機です。

メニューを眺めている間に次々に人が来て、開店2分前には10〜15人待ちになりました。

店員さんが開店前に注文を聞いてくれます。今回はせっかくなので思い切って「国産リブロースの<特上>」を選択!
画像の通り、肉だけで300gとかなり量が多いので、少食の方はご注意あそばせ。ハーフも選べるので、自分に合った量を選ぶのがおすすめです。

ちなみに、食べ切れなかったら持ち帰れるので安心して頼みましょう。

開店と同時に案内されたのは7人。お店が広くないのと、ソロ勢が多かったので回転率は△。
出てきた使い捨てのおしぼりが大きくてしっかりしているので、ちょっとだけ感動しました。おしぼりまで高級感があるとは、さすがです。

座席はこんな感じ。2人席だから余裕はあんまりないです
客席から厨房が近くて、良い匂いが漂ってきます…。

待ち時間は5分ほど? 事前に注文していたので、さすがに長時間待たされることはありませんでした。

そんなこんなでいざ着丼。

で、でかい……。

まずそのビジュアルに圧倒されました。丼ものの料理って、宝箱みたいに蓋を開ける楽しみがあると個人的には思っているんですが、それがなくても今回はテンションが一気にクライマックスまで上がります。

あったらいいな、がそこにある。

ちなみにこのままだと非常に食べにくいことこの上ないので、まずはいくつか蓋の上に逃がしてあげるのがセオリーだそうです。

何切れか箸でつまみ上げたんですが、箸の先から柔らかさが既に伝わってきます。崩れないか心配になるレベルです。

戦闘態勢を整えたら、ようやく一口かぶりつきます。

まず来たのは食感への驚きでした。何でこんな柔らかいの!?
擬音とか使って表現したいんだけど、あの柔らかさは例えようがありません。

筋っこさもなく、柔らか過ぎて食感を失うこともなく、ただ歯の圧力に負けて潰されていく肉。今自分の腕に噛みついてみたら、これがいちばん近いんじゃないか、という食感でした。
気になる人はぜひ試ししつつ読んでみてください(?)。

ちなみに、柔らかさの秘訣は低温調理にあるみたいです。丸1日かけてじっくり低温調理することで、極上の柔らかさになっているんだとか。
そして、画像を見ると「脂が多いかな」と思った方もいるかもしれません。

ところがどっこい。

この脂、全然くどくないんですよ。私も食べる瞬間はジュワっと広がる脂っぽさを想像していたんですが、そんなことはなく。良質な脂は飲めると聞いたことがありますが、まさにそんな様子です。

「肉の程よい弾力と究極の脂が口の中で踊ってる。ダンシング・オールナイト。あ、昼だったわ」

当時の私は、こんなメモをスマホに残しておりました。あほかな。
それだけテンションが上がっていたんですが、当然ぼっち飯。感想をメモ帳にぶつけるだけの寂しいヤツでした。


そして、お味の方はけっこう甘めです。というのも、タレが甘めであるのに加えて卵のまろやかな甘み、肉の甘み、お米の甘みが合わさって全体的に甘いんですよね。

といっても、料理のクオリティを損なうような甘さではなく、コクが強いと言えばいいのでしょうか。とにかくそれぞれの素材が引き立っているのを感じました。

量も多いので、少々大食いモードで早めに食べ進めたんですが、飲むように食べられるのでどんどん減っていきます。

私は背脂丼とかいう早死にしそうな料理を自宅で作るくらいの脂好きなんですが、今回はとにかく赤身が美味しくて、赤身を意識しながら食べました。

15分弱くらいで完食。しじみの味噌汁もしっかり飲み干して、ごちそうさまでした。

途中で七味唐辛子、硫黄塩、特製たれ、茎わさびといった薬味で味変できるので、飽きずに最後まで食べ切りました。

さすがにお腹いっぱいです。もう書くことないですね。

ちなみに、私の食べたカツ丼よりもさらに分厚いカツ丼もあるみたいですが、そちらは「国産ロース<上>」みたいです。重さは同じく300gのようです。

また、他店舗にはカツサンドとか定食とかいろいろあるみたいなので、機会があれば行ってみたいですね。店舗自体は都内そこらじゅうにあるので、みなさんも行ってみてはいかがでしょうか?

【店舗情報】
店名:とんかつ丸七池袋店
所在地:〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目12
    1Esola 池袋 6F
電話番号:03-5924-6637
営業時間:毎日11:00~20:00
予約:不可
公式:https://www.tonkatsu07.info/ 
池袋店X:X:https://x.com/07ikebukuro 
インスタ:https://www.instagram.com/tonkatsu.07.ikebukuro/





いいなと思ったら応援しよう!