【ドライブに連れてって~】今日はあの子とドライブデート❤️
今日は気になるあの子とドライブデート。
誰かな?
米倉涼子かな?
ミシェル・ファイファーかな?
ソニーちゃんでした!
Driveにつれてって
歌 今井美樹
Driveに連れてって いますぐに
二人だけの夢見る ランデブー
ハンドルを握る 横顔を
横でそっと 見てるのが好き
Ah 思い出のあの曲を聴きながら
コンバーチブルの助手席は
私だけの指定席よね?
サイドミラーには蒼い風
たまにはちょっと こっちを向いて
Ah 波の音が聴こえる 遠くから
Take me to the sunrise
Take me to the sunset
Take me to the universe
地球の果て 宇宙の果て
貴方とだったら 怖くない
夏の香り なんだか ちょっと 秘密めいてる
風を受けて 走る二人
恋のハイウェイ
Ah 見上げれば 星空が広がって
Ah 黄昏の街並を 包んでる
Take me to the sunrise
Take me to the sunset
Take me to the universe
優しいキス 激しいキス
天の川 ベッドにして
見つめあって 抱きしめあって 確かめあって
連れていって 二人だけの
夢の世界へ
ooh, ooh
(Take me to the sunrise)
(Take me to the sunset)
(Take me to the universe)
あー今日は楽しかった。それにしてもソニーちゃん地味そうに見えて、金使いの荒い女だなぁ。
マンゴーパフェ、紅芋タルト、ちんすこう、島とうがらしせんべい、沖縄美ら海水族館ミニようかん、食べ物はこれくらか。
それから、琉球ガラスのアクセサリーに、島ぞうり、アロハワンピース、なんくるないさーTシャツか。おかげで僕のサイフはスッカラカンさ。
「今日はありがとう楽しかったです」
「ソニーちゃん、こちらこそありがとう」
「………」
「どうしたんだい?」
「たくさん買い物させてごめんなさい。今日は何の日か知ってる?」
「う〜ん、8月14日か。何の日だろう?」
「今日は旧暦の七夕の日。じつは私、織り姫なんです」
「え、まさか?」
「ソニーちゃんの体を借りるために下界に降りてきたの。なぜならあなたはひこ星なのだから!」
「ひこ星?僕が?ひこ星ってあれでしょ、元、阪神タイガースのセンター....」
「それは赤星!」
「元、光GENJIの.....」
「それは諸星!」
「元、中日ドラゴンズの.....」
「それは彦野!」
「すごい!つっこみが早すぎる、人間技じゃない。君は、まぎれもなく織り姫だ!」
「わかってくれたのね。買い物をたくさんしたのもそう、月にお土産を持って行くためなの」
「そうだったのか」
「わがままばかりでごめんなさい。1人の人間として接してくれてありがとう」
ソニーちゃんの体が、だんだんと透明になっていく。
「そろそろ月に帰らなくちゃ。最後に言いたいことがあるとしたら人は常に試されているの、元気がでないときは人と合うのが一番よ」
ソニーちゃんが消えていく。
「ソニーちゃんありがとう」
次の日
いつもの通りを車で走らせていると、ソニーちゃんは元に戻っていた。
今回の話は多少強引だが、人に会って話をすることはとても大事だ。
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