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棚村政行教授が旧統一教会をカルトと表現することについて

旧統一教会・家庭連合をカルトと表現することは、今年1月の東京地裁の判決では、名誉毀損と認められました。

棚村政行教授はかつて、自力救済という法概念を利用して、キリスト教の牧師たちによる拉致監禁・強制棄教を正当化する論文を書いたことがありました。

早稲田ウィークリー 23 October 2023』というサイトが、「カルトの本当の怖さって? 狙われる早大生、巧妙なその手口と対策の心得」というインタビュー記事を配信しています。このインタビューの中で、棚村教授は

〈一時期、カルト問題は沈静化していましたが、去年から旧統一教会にまつわる諸問題が注目され、そこから「宗教2世」(特定の宗教を信仰している親や家族の下に生まれ、誕生時や幼少期からその宗教に入信させられている人々)といった別な問題にも光が当たってきました。〉

と語っています。

そもそも「宗教2世」という問題は、世界各地のほとんどの人々が直面している課題です。特に棄教者には死刑が科せられるイスラム教徒にとっては、非常に深刻な問題です。旧統一教会の「宗教2世」問題だけに光が当てられるのは、極めて不自然です。

棚村教授の発言は、旧統一教会・家庭連合に対する宗教ヘイトであり、名誉毀損と認められるのではないでしょうか。

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岩本龍弘
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