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SNSの“新”実

column vol.156

Books&Appsの【インフルエンサーに求められるのは、カリスマ性よりも利便性。】という記事に思わず目を奪われました。

〈Books&Apps / 2020年12月15日〉

この記事は「インフルエンサーになりたきゃだれかのグーグルになれ」と語っておりますが、読み進めていくと「なるほど」と思う節があります。

ということで、本日はSNSに関する新しい事実をお届けしたいと思います。

無名の一般人が知名度を得る最適解とは?

個人的には、SNSを学びのツールとして活用することが多いと感じています。

ユーチューブがまさにそうで、特にスキル面で分からないことがあるとすぐにユーチューブ先生を頼ってしまいます。

その際、私が重要視するのはその方のキャラクターよりも、やはり「分かりやすさ」です。確かに、利便性を求めています。

また、noteはまさにそうですね。noterの皆さん、それぞれに得意分野をもっており、得られる情報は膨大です。もちろん、noterさんのお人柄にも惹かれますが、それぞれの方に期待している情報は確かにあり、いつもその情報の有益性に感謝しております。

私自身、ユーチューブはピンポイントで知りたい情報を手に入れるために使用し、noteは見識を広げるために読んでいます。私が好きなユーチューバーやnoterは間違いなく私の先生と言えるでしょう。

求められているのは、「便利な情報源」。決して、あなた自身のプライベートの写真や愚痴投稿ではない。

と、記事は少し大胆な表現をしておりますが…、少なくても私のプライベートな写真や愚痴を見たい方はいらっしゃらないと思うので(笑)、読んでいただいた方に少しでも有益な情報を届けられるように努めます(…苦)

「見る専」の方は心の病に要注意

東洋経済オンライン【フェイスブック「見る専門の人」ほど心が病む訳】という記事にもドキ!っとさせられました。

〈東洋経済オンライン / 2020年12月22日〉

私はnote以外に、フェイスブックインスタグラムツイッターのアカウントをもっておりますが、全て「見る専」です。

フェイスブックは最初の頃は結構発信していたのですが、トピックス(良いこと)を発信すると自慢話的になっていまいますし、私が「ランチでこの店に来たよ」的な話を書いても、「これ誰が見たいんだ?」と思って留まってしまいます。

でも、友達や仕事仲間のそういう話は嫌いじゃないので、見る専として活用していたのですが、東洋経済オンラインの記事に緊張感が走ります。

まず、イェール大学の研究では、SNSに費やした時間が長かった人ほど、その後の数ヵ月間、人生に対する満足度が下がったという結果に。

もちろん、他の調査ではポジティブな結果も出るので、イェール大学の結果が全てではないようです。

ただ、70件近くの研究をまとめると、他人の写真を見るだけで、自分は写真をアップしないし議論にも参加しない消極的なユーザーは、積極的なユーザーよりも精神状態が悪くなりやすい傾向にあるとのことです。

ただただ、しかし、「見る専」でも情報収集社交生活をさらに引き立てる手段、友人や知人と連絡を保つための手段として活用する分には問題なさそうなので、私としてはひと安心です。

ここでも誰かに影響を受けるのではなく、利便性として使っていることがポイントになっています。

誰かに影響を受ける=誰かと比較する

この状態が怖いということでしょう。

ちなみに、アンデシュ・ハンセンさんの『スマホ脳』によると、SNSの依存度はヘロインに匹敵するかも…?という、これまたショッキングな話もあるので要注意です。

〈livedoor NEWS / 2020年12月8日〉

先ほどの比較にも繋がりますが、孤独感にもつながる可能性もあるそうなので、最終的には適度な距離感を保つことが大切ですね。

デジタルリテラシー向上への取り組み

SNSを運営する側でも、ユーザーのリテラシーを高めるための教育プログラムを実施しているそうです。

〈ITmedia NEWS / 2020年12月4日〉

フェイスブックジャパンは、SNSとの向き合い方などデジタルリテラシーの向上を目的にした中高生向けの教育プログラム「みんなのデジタル教室」を開始。

みんなのデジタル教室は、コロナ禍でのオンラインサービスの利用機会増加などを背景に、米フェイスブックが各国で展開している教育プログラム。

同社のパートナー団体の指導の下、SNS上で活躍するクリエイターのインタビュー映像などを活用し、中学生と高校生向けに、SNSを適切に活用するポイントセキュリティの保護などについて教えたそうです。

年内にアジア太平洋地域8カ国で、200万人が同プログラムを受講を予定しており、日本国内では2021年夏までに1500人の受講を目指しているとのこと。

今年もSNSについてのさまざま悲しい出来事が起こりましたが、こういった取り組みがより広げると良いですね。

以上、SNSについての最新トピックスでした。

本日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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