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ガムテープは実はガムテープではない?

皆さんこんばんは、福田達也です。

先日知ったことなんですが、普段自分たちがガムテープと呼んでいる茶色いアレ、実はガムテープではないそうです。正確にはクラフトテープと呼ぶのだとのこと。

今回は、ガムテープとクラフトテープの違いと、なぜガムテープと呼んでいるのかについて調べたので紹介します。

ガムテープとクラフトテープの違い

本来のガムテープは、クラフト紙の片面に水溶性の糊を塗り乾燥させたもので、使う際には切手と同じように水で濡らして貼り付けるそうです。少々使い勝手が悪いことから、普段の生活で私達が使うことはほとんどないそうです。

一方私達がガムテープと呼んでいるものは多くの場合クラフト(粘着)テープと呼ばれるものです。これは、クラフト紙の片面に不溶性素材としたテープです。水や油を弾くことから、梱包用によく使われています。

ガムテープは、クラフトテープに比べて耐候性や接着力が強く、また剥がした際に後が残るという特徴があります。そのため、現在はAmazonの梱包など、業務シーンで使われているそうです。

なぜガムテープと呼んでいる?

普段私達が見かけるのはクラフトテープですが、なぜガムテープと呼んでしまっているのでしょうか。

歴史的な経緯を言うと、水で濡らすガムテープが最初にアメリカから日本に入ってきました。ちなみに、ガムテープを考案したのは、かの有名な発明王エジソンだとのこと。

しかし、その後に作られたクラフトテープの方が手早く便利だったため、広く使われるようになったそうです。そして、ガムテープもクラフトテープも見た目が同じだったために、ガムテープの呼称が残ってしまったようです。

なお、「ガムテープ」は商標登録されていないため、クラフトテープのことをガムテープと呼んだり、ガムテープと名付けて販売することは法律上問題がありません。また、最近は逆に「ガムテープ」のことを「水テープ」と呼ぶことも広めているとのことです。

終わりに

今回は私達が普段接している茶色のテープが、ガムテープではなくクラフトテープだという話をしました。

言葉の語源を辿っていくと、意外な所で名前がついている事があり、面白いですね。普段当たり前のように思っていることも、理由やルーツを辿っていくと、意外な事実が明らかになりそうです。

本日も読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いできることを、楽しみにしています。

参考文献


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