46,【自分の長所はいくつありますか?】〜長所から読み取る自己分析〜
皆様いつもありがとうございます。
突然ですが、あなたの長所(いいところ)はなんですか?
一体いくつ挙げられますか?
これは僕が自己分析をする時によく考えることです。
自分のいいところと向き合えば、自分のことがよく分かるとある社長さんに教えていただきました。
それから僕は、自分のいいところだけを紙に書き出す時間をとっています。
あなたの良いところはあなた以上に周りが知っている
悪いところはよく書けるけど良いところはなかなか出てこない。
一番最初に書き出した時はそんな感じでした。
僕にそのことを教えてくれた社長さんは自分のいいところを100個以上挙げており、かたや自分は20個ほどで止まってしまいました。
20個でもよく出た方だなと思っていたくらいです。
それをその方に相談したところ、僕の書き出した紙を見終わったあと間髪入れずに僕の良いところを挙げてくださいました。
「パッと今あげただけでもこれだけ出てくる。毎日の自分の行動が全ていいところに変わるし、小さな当たり前は自分でも気がつかない。むしろ周りにいる人の方がそのことに気がついているんだよ。」
そういってくださったのを覚えています。
同時に
「自分の良いところを見つけた数と同じくらいしか相手の良いところも見つけられない」
そう言われたのとても印象的でした。
そこから自分の生活をもう一度見返してなんとか80個くらい挙げることができました。
あなたの良いところはいつでも発揮できますか?
書き出したものを店に行った時に、次に言われたことが新しい発見でした。
「ここに書いてる『盛り上げ上手』ってところなんだけど、これはどんな場面でも発揮できる?」
要は周りに、会社の上司や取引先の社長、苦手な相手、初対面の人が周りにいた時でもその場を盛り上げられるかということです。
僕は考えましたがそれはできないなと思いました。
逆にどんな場面でできるかというと、友達や仕事仲間など自分のことを知っている人が周りに多い場所か、役割として事前にあいつは盛り上げキャラだということが知れ渡っている状態ということがわかりました。
これは全ての項目に当てはまります。
力を発揮できる場面もあればそうでない場面もある。
良いところもあればそれがよくない方向に転ぶこともある。
どの場面でどんな自分が出てくるのかがわかれば初めから自分の得意分野で攻めることもできますし、逆をいうとうまくいかないことがわかっているから事前の準備ができます。
自分を受け入れて自信を持ってください
なぜ良いところは自分では気づかないのか。
それは先ほど言ったように、良いところが出る場面と出ない場面があるので、それを良いところと捉えないようにしているからです。
自分に自信があるという人がいると思いますが、それは自分の得意なゾーンで自分の良さをしっかりと発揮しているからだと思います。
逆にいうと良いところだと思っていても、それが発揮されない苦手な場面での自分の行動にフォーカスが当たってしまい、そんな自分に失望し自信がなくなるのです。
『いつもはこんなのじゃないのに』
『本当ならできるはずなのに』
そんな経験を一度はしたことがありますよね。
そこで自信をなくす必要は一切ないのです。
そんなこともあればそうでない時もあるので。
元々自己肯定感が低く自信が持てない性格の僕でしたが、自分を知って受け入れることで自信を持って物事に取り組むことができたり、逆に苦手な状態の時はしっかりと準備して挑むことができるようになりました。
最後に自分を知ることによって現在の行動が変わった一つ経験談を。
学生時代は部活でキャプテンをやっていたりと、みんなの前で自分の想いを伝えたり、士気を挙げたりすることは得意でした。
しかし、大学時代に今でも忘れない恥ずかしい経験をしたのです。
それはゼミ別で行われたプレゼン大会で起きた出来事です。
僕はそのプレゼン大会のリーダーを務めていました。
みんなで一つのテーマを決めてそのことについてプレゼンをするのですが、自分が発案した内容が採用されたので、僕は皆への発表練習の促しに重点を置き、自分の担当のところは『自分で発案した内容だしどうにかなるだろう』という考えからほとんど練習していませんでした。
事件は本番当日に起こりました。自分の番になった時に頭が真っ白になってうまく話せず、せっかくの発表を台無しにしてしまいました。
会場で見ている百数十名の困惑した眼差しと、一緒に発表で前に立っている仲間たちの戸惑う姿を忘れることができません。
流れも内容も理解しないまま、安易な考えで発表を迎えたことが原因でした。
この経験から気づいたことがありました。
僕は人前に立って話すのが得意です。しかし自分が理解してないことを話したり、相手からの反応がない状況(反応が見えないくらいの大人数)では緊張してうまく話せなかったのです。
だからこそ仕事のプレゼンやスピーチ・司会を任された時には事前に何度も練習し、原稿に細かい話す内容までメモを書き足して準備するようにしています。
いかがだったでしょうか。
皆さんも是非自分の良いところをかけるだけ書き出してみてください。
わからなくなったら周りの人に聞いてみても良いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
株式会社beSoil
代表取締役社長 小林辰也
〈プロフィール〉
25歳
広島県福山市出身
2019年に松山大学を卒業。
新卒で専門商社に入社。
1社目を11ヶ月で退職後フリーランス営業代行に転向。
月間100件以上の新規顧客を開拓。
現在は小さな会社の代表を勤めながら、
事業の一環としてオーガニックセレクトショップの店長という形で
マネジメント・運営業務を中心に活動中。
2023年にサスティナブルカフェの立ち上げを計画中。