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糖質制限ダイエットって結局どうなの?問題!

こんばんは!
こないだ楽天で本を買って届いたのを見たら、同じ本を2つ買ってしまい確認不足が浮き彫りになってしまったたっちゃんです。



はい!じゃあ今回は少しみなさんも興味がありそうな?話題ですかね。
ぶっちゃけ糖質制限ダイエットっていったら誰でもわかるようなものになってきまして、糖質制限ダイエットの流れは主流化しているのが現状ですね!
しかしながら結構、糖質制限ダイエットは賛否が分かれていまして、賛成派と反対派の論争は今でも白熱しているのが現状です。特にお医者さんが書いている本はかなり糖質制限推奨派が多いですね。



自分自身も実際糖質制限ダイエットはチャレンジした経験があって、行えば痩せられるんで効果としてはあると思うんですよね。
でも、一時的なダイエットって結局リバウンドしやすくなっちゃうので、じゃあ長期的に糖質制限ダイエットを行うとどうなるんだろう?という疑問にぶつかったんで、それをリサーチしたところ、今の科学では糖質制限ダイエットってこんな風に言われているんだという面白いのを見つけたので今回はそれをご紹介していきま〜す。



●糖質制限の定義について


糖質制限の定義は色々ありまして、以前は糖質全てカットする!などが謳われていましたが、今ではよく耳にもするロカボダイエット(緩く糖質を制限する)っていうのが主流かなと思います。
主なロカボダイエットと呼ばれるのは以下の通りです。



・アトキンスダイエット

糖質40g未満(1日20〜40g)を目安にする。


・北里大学研究所の山田先生のロカボダイエット

糖質1日130g以下、1食40g以下


・Berinsteinのダイエット

1日の糖質130g以下


・ADA(アメリカ糖尿病学会基準)

炭水化物エネルギー比40%未満



みたいな感じが今の定義になっているのが現状ですね!
リサーチしてわかったことなんですけど、糖質制限ダイエットの研究って元々は糖尿病になった人が血糖値のコントロールができなくなっている人を対象に行なったのが最初なので、実際の研究も健常者の研究結果が現在も少ないのが現状です。
(ほとんどが糖尿病患者様の研究です)


ですが最近では健常者を対象に行っている研究もちらほらあったのでそれについて今から述べていきます。




●健常者の最新研究では?


かなり最新の研究で面白い結果が出ています。


2019年オークランド工科大学のRCTでは、25〜49歳の健常者77人(男性25人、女性52人)を対象にケトン食、低炭水化物食、中低炭水化物食のランダムに3つのグループに分けて12週間行ったところ、低炭水化物食は体重減少とウエストサイズの減少が示唆され、血液検査でも中性脂肪やHDLコレステロールの大きな改善が見られた結果が出ています。





しかしながら、否定している研究もあり、糖質制限ダイエットに終止符になるのでは?というメタ分析も出ておりまして・・・





2018年アメリカのARIC研究所が出したメタ分析ではARIC結果と過去前向き7研究のメタ分析を行ったところ、糖質40%未満のグループと糖質70%摂取したグループは糖質50〜55%摂取した群に比べて死亡率が上昇したという結果が出ている。最後研究者の意見として、「糖質は中庸に摂取し、菜食は多めに摂取するように」と綴っている。





また他の研究でも・・・





2019年に中国の中山大学で行われた観察研究では心房細動がなかった男女1万4000人を対象に1985年から20年にかけて糖質制限群、(45%未満)適度に糖質を摂取する群(45〜52%)、糖質を豊富に摂取する群(52%以上)の3つのグループに分けて追跡調査を行った結果、糖質制限群は適度に糖質摂取する群に比べて心房細動リスクが18%高くなり、また糖質を豊富に摂取する群と比べても16%高くなるという結果が出ている研究者の意見では「糖質制限食の人たちは、炎症を抑制させる野菜や果物、穀類の摂取量が少なくなることにより、心房細動に関与する炎症レベルが高いのではないか」とコメントしています。






といったような研究結果が出ているんですよね。
まあしかしながら、否定されているのは観察研究の話でなので完全に糖質制限が悪いかというとわからないのが現状でして、実際糖質制限のいい研究結果が出てるのはRCTの介入研究なので、信頼度としては少し高いですが、中長期的に見たら、まだわからないのが現状なんですよね。まあでも、観察研究段階のメタ分析では否定されているのが今の科学の現状かなと思います。





●結論


今日のまとめとして・・・



・糖質制限ダイエットにも体重減少や中性脂肪やコレステロールの改善効果も示されているが、短期的な研究なので長期的な研究が必要。



・改善効果があるものの、糖質制限は死亡率も早めるかもしれない結果も出ている。しかしまだ観察研究のものばかりであるため、妥当性には欠ける。



・最低でも全体の食事の45〜52%の糖質を摂取していたほうが、栄養バランス的にはいい。



こんな感じですかね!
なので、ダイエットするにしてもメリットやデメリットを理解した上で糖質制限ダイエット以外でもたくさんのダイエット方法から選択肢を増やし、判断していただければいいのではないかなと思います。
また新しい挑戦していくのでぜひよかったらご覧ください!

ではでは!





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