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5G時代の新たな観戦体験。ARでスタジアムが大迫力なスクリーンに!?【スタジアム】

※この記事は2019年12月5日執筆記事を再掲したものとなります

米国のアメリカンフットボールチーム「ダラス・カウボーイズ」による、スタジアムにおける新たな観戦体験の提供に向けた取り組みが話題になっている。ニューヨークに拠点を置くスポーツビジネスメディア『Front Office Sports』が紹介した。

ダラス・カウボーイズが本拠地「AT&Tスタジアム」で始めた取り組みは、ARを活用したホログラム映像の配信。ハーフタイム中に、ピッチやスタジアム全体をさながら映画館のスクリーンのように見立て、アメフトロボットによる大迫力なバトル映像を流したり、試合中のピッチにリアルタイムスタッツを重ねたりすることで、これまでにないスタジアムエクスペリエンスを実現した。5G時代の到来により、今後よりリッチな動画コンテンツへのアクセスビリティが増加することを見越して、韓国企業「SAMSUNG」との協業により、本取り組みを実施している。

今後5Gが普及することで、消費者はいつでもどこでも気軽に動画を視聴できるようになる。スポーツのライブ映像も例外ではなく、DAZNなどのOTT事業者は一層その恩恵を受けながらユーザー基盤を拡大させることが予想される。

その中でスポーツクラブに求められるのは「いかにスタジアムでしか得られない体験を観客に提供することができるか」に尽きるだろう。今回のダラス・カウボーイズによる「テクノロジーを活用してスタジアムでしか見られない映像体験を提供する」取り組みは、ひとつのヒントになりそうだ。

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