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「性に合わない人たちとつきあってこそ、誰とぶつかってもびくともしないようになる」

性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。
   ゲーテ

心を輝かせる名言集


誰とぶつかってもびくともしないようになるには、私はまだまだ性に合わない人との付き合いが少ないということだろう。

基本的には誰と付き合うのもビクビクする。

思っていた反応と違うものが返ってくると、慌てて相手に合わせようとして変なことを言ってしまう。

さらに、それなりに対応できていると思っている相手でも、例えば朝イチのテンションの低さを初めて知ると、怖いと思ってしまう。


特に「性に合わない人」というのは、価値観が違う人たちで、それだけでなく自分の感覚と違う時に怒りをぶつけてくる人たちだ。

正解がひとつとは限らないことは多々ある。

それなのに「こうに決まってるだろ」「何言ってるんだ、おかしいだろ」と怒鳴ってくる人は本当に苦手だ。

しかもそれが立場的に上の人であれば恐怖を感じる。


権力を盾に暴言を吐いてくる人に対しても、「あの人はそういう人だからあんまり気にしないでおこう」「しょうもないな、こんな言い方してくるなんて」と笑ってかわせる人たちがいる。

「あの人はこういう背景があるからこう言うのは仕方ないな」「いつもこんな言い方をするから人が離れていくのに分かってないなんて可哀想だな」と冷静な分析ができる人たちもいる。

私は「怖い」という感情が勝ってしまい、「どうしよう、言われたとおりにしないと」と思ってしまうか、思考がストップする。


「怖い」「苦手だ」「嫌い」という感情が湧いてしまうのは止められない。

でも、そこで感情は横に置いておいて、頭を使って立ち回らないといけないよな。

部下が関係する時はなおさら。


逃げられるなら逃げたい。

逃げてもいい時は逃げるのが賢い。

でも、場数を踏んで対処できる処世術も身につけていくのが理想だな。



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