「自分に消すことができない感情があることを個性だと捉えた方がいい」
私の個性って何だろう。
私にとって、「消すことができない感情」って何だろうと考えてみた。
仕事へのこだわりとか、人付き合いで心がけていることとか、いろんなことに対する信念とか、どういうのがあったかなと考えてみた。
仕事にやりがいを感じることもあるし、人付き合いでは意識してもなかなか受け入れられないこととかがあるし、怒りっぽいし、テレビを観てはすぐ泣くこともあるし、人知れず感動することも多いから、きっと何か強い思いがあるはずだと思っていた。
でも、意外に出てこなかった。
この言葉で自分の個性を再確認して、365日連続投稿の記事にしようと決めたものの、何も見つからなくて焦った。
1週間近く考えてたどり着いたのは、やっぱり「書くこと」だった。
でも、それって「感情」かな?という疑問も湧いた。
書くことが好きなだけで感情ではないかな、と。
たしかにこうして毎日noteを書いているのは、趣味として好きだからということもあるし、コメントを通して交流が生まれて楽しくなったこともある。
でも、やっぱり「書きたい」という感情で書くことがある。
どういう時にそうやって感情的に書きたくなるかと考えると、「書きたい」じゃなくて「伝えたい」がより正しいのかなと思った。
特に好きな人に対しては「書いて伝えたい」という感情がとても強く出る時がある。
直接会って話すからこそ伝えられること、電話だからこそ伝えられることもあるけど、文章だからこそ伝えられることもある。
会って別れた後に、私は書いて伝えたいという衝動に駆られて、相手が家に着くまでの時間、ずっと書き続けてしまうことがよくある。
その日ずっと一緒にいて、同じ想いを共有していたはずだと分かっていても、書いて改めて伝えたくなる。
ケンカして、電話で話し合って想いをぶつけても、電話を切った後で、また文章で伝えたくなる。
電話ではうまく伝えられなかったことが伝えられて理解が深まることもあるし、話をぶり返してまたケンカになることもあるけど、どっちにしても文章でやり取りしたくなる。
会ったり電話したりするのはテンポが速いというメリットがあるけど、自分の想いを文章にして、自分で読み返して、過不足なく正確に伝えたいという「感情」が強いんだと思う。
時に長文メールとなってしまう私の文章を、「嬉しい」と言ってもらえると、ありがたいし、私も想いが伝わって嬉しいと感じる。
今の人は直接話すのがいちばんいいという考え方で、メールの方がいいという私は、最初は「合わないのかな」と思うこともあったけど、今は向こうは私の長文メールを喜んでくれることもあるし、私は会うことの良さを分かるようになった。
ちょっと話が逸れてしまったけど、私の「消すことができない感情」は、想いを伝えたい相手に書いて伝えたいと思う感情だな。
たしかにこれは私の個性と呼べるかも知れない。
そして、自分ではこの個性が好きだ。
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