「どちらにしてもあなたが思ったことは正しい」
「できると思えばできる」とだけ言われると、「できないと思ったらダメだ。できると思わないといけない。」と説教されているように感じてしまう。
でも、最後の「どちらにしてもあなたが思ったことは正しい」という一言に救われる。
「できることは頑張ろう。今はできないことも多いけど、もっとできることを増やしていこう。」と思える。
さらに言うと、「できないと思えばできない」というのは、とても現実味があるなと感じる。
「できない」は、自分の実力不足だけでなく、「そんなことやりたくない」もあれば、「努力したらできるようになるかもしれないけど、そこまで頑張るモチベーションがない」もあるし、「できるようになりたいけど、そこまで手が回らない」もある。
「できない」「やらない」は、もしかしたら間違っていることの方が多いのかもしれないけど、自分で決めたことには変わらない。
そんな自分の決断を受け入れたっていいじゃないか。
新しい環境に入って2ヶ月が過ぎた。
分からないことも多くて、単純な作業なはずなのに、何をするにもやたらと時間がかかった。
知識も足りないし、そのせいでもともと自信のない判断力がさらに鈍くなったと思った。
ただ、2ヶ月前より気持ちは少しだけ楽になっている部分もある。
2ヶ月前は、自分が何を分からないのかさえ分からない状態だったけど、少しずつ処理速度が上がった。
この歳になっても成長を感じられるのが嬉しかった。
同時に、いつまでも「まだ環境変わったばかりだから」と自分を甘やかしている部分がある。
そろそろその言い訳は通用しなくなってくる。
ちゃんと時間を確保して勉強しないといけない。
プレイヤーは、与えられた作業をこなしていけば仕事してる感もあるし、それでいい。
でも、マネージャーは与えられた作業はそんなに多くなく、自分で勉強して敬意を把握し、知識を蓄え、アイディアを持っておかないといけない。
最初に努力しないと、逃げる人生になる。
これまでの私も遅咲きタイプなんだから、他の人と比べて劣等感を抱いて諦めてる場合じゃない。
芽が出るまでに時間がかかるんだから、コツコツ勉強しておかないと。
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