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「『できること』が増えるより、『楽しめること』が増えるのが、いい人生」
「できること」が増えるより、
「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
斎藤茂太
私は器用ではなく、効率至上主義でもなく、ぼーっとするのも好きで得意だし、何にでもストイックに努力するわけでもない。
だから「できること」は多くはない。
料理と運転はもう少しできるようにならないといけないなと思うものの、なかなか上達しない。
この「できること」と「楽しめること」でよく思うのはnoteだ。
毎日投稿したり、ものすごくたくさんのスキをもらったり、書籍化やサポートで収益化できる人がいる。
自分の周りにいる人を思い起こし、「あの人がnoteをやったらきっとファンもたくさんできるんだろうな」と勝手に羨ましく思うこともある。
でも、その人がnoteをやることを楽しめるかというと必ずしもそうとは限らない。
他に趣味がたくさんあってnoteに時間を取られたくないと思うかもしれないし、仕事以外で書くのは嫌だと思うかもしれない。
私はnoteを書くのは楽しい。
休日をnoteの執筆を中心に動いていた頃は、充実していたとさえ思う。
文章力を鍛える目的もあったし、自分と向き合って考えを整理する内省の時間は何より大切な時間だった。
ネタを探すために読書したりネット記事を検索したりするのは勉強にもなっていたし、テレビもその目的に合うようなものを選んで観ていた。
一方で、自分だけで完結してしまう時間の使い方はいいのかという焦りもあった。
パートナーが見つかってからは一緒の時間を過ごすことに重きを置いたが、結婚生活も少しずつ落ち着いてきた今は、自分の時間を取り戻したいという思いもたまに強く出てくる。
仕事のことだけでなくパートナーとのことも、悩みがあるときは特に1人でじっくり考えてnoteで整理したいのに、遠慮して時間を取れずにいる。
考えることを楽しむ時間がほしいな。
結婚してからは毎週連続投稿を達成するためだけに質を疎かにnoteを書くことも増えて、ストレスだ。
工夫するのが今の課題だな。