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「自分のための時間が1日の中で足りていない人がリベンジ夜更かしをする」
「眠れない」ではなくて、「寝たくない」という人がすごく多い。
「リベンジ夜更かし」という言い方をする。
夜更かしによって、自己愛を回復するというリベンジを夜中にしているという心理学的な考え方をする。
こういう人たちというのは専業主婦に多くて、フリーランスよりも会社員の方に多くて、高齢者よりも若年層に多い。専業主婦の方は、朝から晩まで子どものために働いて、「自分というものを忙殺して1日中捧げている」とか、「自分を外に捧げてばっかりだな」という感覚の人が、夜になって「このまま寝てしまってたまるものか」という気持ちになる。
もしかすると、自分のための時間が1日の中で足りていない人がリベンジ夜更かしをする。自分のために何かしてもらってるという時間が1日の中にしっかりある人はリベンジ夜更かしという現象が起きにくい。
植木理恵
これは「リベンジ夜更かし」っていうのか。
一人暮らしを始めた頃からか、寝るのが苦手だ。
寝る前に不安や悩み事を思い出して、考え始めて、ストレスが大きくなって眠れなくなるというのも時期によってはある。
でも、ストレスがない日も眠れない…いや、寝たくないと思うことが多い。
平日も、寝る準備が終わったからといってすぐには寝ない。
テレビを観たり、スマホをいじったり、とにかくだらーっとしていたい。
休みの日の前は、まさに「こんなに早く寝てたまるものか!」「もう寝るなんてもったいない!」と思ってしまって、夜更かしする。
1週間の疲れが出て眠いのに、寝たくなくて起き続ける。
ショートスリーパーでもないし、寝不足で片頭痛を起こしやすい自覚もあるのに、寝たくない。
一人暮らしだし、自分だけの時間はそれなりにあるはずだ。
仕事でもプライベートでも、他の人に何か捧げるというのは少ない方じゃないかと思う。
それなのに自己愛を回復する時間が足りていないというのは、よっぽどわがままなのかもな。
でも、足りないものは足りない。
とはいえ、健康面と美容面を考えると、質の良い睡眠はとりたい!