「意見の食い違いがあったっていいじゃない。大切なのは、お互いがどう歩み寄るかってことでしょう?」
仕事では、個人の意見の食い違いもあるし、組織としての意見の食い違いもある。
「あなたの立場ならそう感じるよね」「あなたの部署はそう言わざるを得ないですよね」と納得する意見なら、まだ建設的な会話ができる。
でも、個人的な感情を一方的にぶつけてきて、しかもこちらの意見を聞こうともしない人とはなかなか会話ができない。
先日、言い分がまったく理解できないことを、感情的にぶつけられた。
しかも相手はかなり上の立場の人だ。
本人は組織としての意見を主張しているのかもしれないが、私や私の上司からすると、到底受け入れられない主張だった。
自分の意見をしっかり主張することは悪いことではない。
特に立場が上の人がいつも言われるがままになっていると、自分の部下を守れなくなる。
ただ、相手の主張も聞く態度で話さないと、問題は解決しない。
私のように何の力もない人に向かって、怒りをぶつけるその人に呆れてしまった。
私ではどうすることもできず、他の人や上司にも被害が及んでしまった。
自分で対処できなかった申し訳なさと、その人に対する呆れの他に、やっぱり怖さがある。
こんなことが続けばパワハラだと言えるレベルだ。
今回は、上司のさらに上司の耳にも情報が入り、事実確認のために呼ばれ、話をする機会を作ってもらえた。
立場の違いから生まれる意見の対立や誤解からくる対立などがあるけど、「歩み寄り」がないと、溝は深まるばかりだ。
最近、引っ越して夫との同居生活が始まった。
小さなことで意見の食い違いがあるものだと聞いてはいたけど、本当に些細なことで食い違う。
育ってきた家の環境の違いは思っていた以上に大きく、変えるのは難しいと感じる。
ちょっと不機嫌にすらなる。
喧嘩は避けたいからお互いに歩み寄る姿勢がある。
この姿勢がなくなるとまずいんだろうなぁ。
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