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「恋愛関係にある男女のどちらか片方でも自分に自信がないと、その関係はうまく行かない」

私は恋愛関係にある男女のどちらか片方でも自分に自信がないと、その関係はうまく行かないということを、成長する過程で学んできたの。

まず最初に自分自身を知って、自分が何を求めているのかを理解すること。

誰かと過ごすようになる前に、自分自身と時間を過ごして、自分という人間を誇りに思えるようになることが必要よ。

   
ビヨンセ

心を輝かせる名言集


ちゃんとお互いに好きで恋愛関係になっても、しばらくは不安がある。

楽しい時間を過ごしても、「自分は楽しかったけど、相手もちゃんと楽しんでくれたかな」と不安になる。

自分が好きと思ってるくらいに、相手も自分のことを好きだと思ってくれているのか不安になる。

自分は「ずっとこの人と一緒にいたい」と思っていればいるほど、「相手も同じように思ってくれているのかな」と不安になる。

不安が抑えきれなくなると、相手が「好き」とか「ずっと一緒にいたい」と言葉にしてるのに、「自分に合わせて言ってるだけじゃないか」と疑い始める。

不安定になって喧嘩すると、「なんでこの気持ちが伝わらないんだ」と怒りに変わる。

その2人によっていろいろ理由は違うだろうけど、うまくいかない原因の根底には自信のなさがあると思う。


単純に「この人はもう自分に惚れている」「相手はずっと自分のことが好きだ」という自信ではなく、自分という人間に対する自信。

自信過剰なのもきっとうまくいかないけど、自信がなさすぎてもやっぱりうまくいかない。

自信がないと、「どうせ自分なんてつまらない人間だからいつか捨てられる」と思ったり、「恋人なんだからこの弱さも分かってよ」と思ったりしてしまうことも起こりうる。


私は自分に自信がないタイプなので、相手が自信があるタイプだと居心地がよかった。

何でも完璧というわけではなく、ダメなところもあっけらかんとしているから、自分もちょっとくらいダメなところを見せてもいいかと思えた。

でも相手が自信がないタイプだと、お互いに頑張って、お互いに不安を感じて、お互いに自分を分かってほしくて、どんどんカオスになっていく。

出口のない不毛なケンカが増える。


私は誰かと一緒に過ごす時間より、ひとりで過ごす時間の方が多かったし、自分と向き合ってきたと思っていた。

自信がついたとまでは思わなかったけど、ダメなところも含めて自分のことは好きになれたと思っていた。

でも、まだ足りなかったみたいだ。

相手の自信のなさを包み込むくらいの余裕まではなかった。


包容力と呼ぶのか知らないけど、相手を安心させて、包み込んで、癒してあげられるくらいに、もっと自信をつけたい。



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