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「人の評価や結果以上に大事なのは、自分がどれだけ納得出来るかだ」
結果が得られなくても、それは失敗ではない。
人の評価や結果以上に大事なのは、
自分がどれだけ納得出来るかだ。
そうして掴んだ自信は、簡単には壊れない。
上原浩治
久しぶりに自分を納得させられる仕事ができた。
大きなイベントを成功させたとか、いい成果を出せたというものではなく、資料のワンフレーズを自分の納得いくフレーズに変えられたというだけのこと。
たったそれだけのことだけど、ちょっとした達成感を味わうことができた。
去年までは上の人の意見や雰囲気に流されることが多かった。
上の人は上の人で、高くて広い視点を持って発言してくれることも多いから、仮に私が違和感を持っても、「そんなもんかぁ」というくらいに受け止めていた。
もちろん上の人の感覚でうまくいくことも多いし、私もあまりに納得できなかったりリスクを感じた時には自分の考えを主張していた。
だけど、やっぱり上の人の考えや感覚は絶対的なものではなく、たまに失敗する。
去年は「なんか危険だなぁ」と思ってると、やっぱりそこをつつかれることも何回かあった。
あれはなかなか悔しい。
「怪しいと思ってたのに前もってさばけなかった」と後悔した。
今回のワンフレーズは、前任の思いや考えを引き継いだもので、A案として自分の部署の管理職に説明した。
すると、B案にしないとおかしいことになると言ってきた。
ただ、その理由が明らかに保身からくる理由だったので、モヤモヤした。
前任もB案は避けてほしいということだってし、理由も整理して、私が再度A案を持っていくと、苛立ちながらB案にしろと言われた。
私の説明が足りなかったこともあるが、これは自分の力ではどうしようもないと思い、他の管理職の力を借りることにした。
その仕事が、2つの部署が合同でやっていたので、そこの管理者への説明の時に、「本題とはズレますが、実はこのワンフレーズをどうしようか悩んでるんです」と進言した。
すると、A案を受け入れてくれて、さらにはそのフレーズが目立たない書き方を提案してくれた。
まともな人に自分の意見が通って嬉しかった。
今回、私はA案…というよりもB案を採用すると変だと思って、自分なりに動いてA案にした。
私が意固地になったわけではないと思うけど、もしかするとB案が正しいという人も出てくるかもしれない。
でも、自分が納得して決めたものだから、もし指摘されても説明して、それでもダメなら受け入れられる。
納得できる理由がないまま、半ば強制的に決められたものだと、モヤモヤが深まるだけだ。
自分を納得させるって大事だなと実感した。