効率アップしたいなら、ルーティンを見直してみよう
梅雨じゃなくても、長靴率がめっぽう高い(畑仕事)TATEITO広報の長谷川です。
「なんだか、最近のエンジニアチーム、木曜日がやたら忙しそうなんだけど…」と気になって質問してみたら、実は定例ミーティングの曜日を見直したことで、全員仕事がしやすくなって、効率もアップしていたという。
「これはお決まりの仕事」というルーティンこそが意外と効率の邪魔をしているのかも?今日はそんな話です。
木曜日のエンジニアチームは大忙し
現在TATEITOのエンジニアチームは、個別に設定するミーティングを除き、下記の3つのミーティングに全員が参加しています。
「あれ、なんで全部木曜日??」
毎週水曜日だったエンジニアミーティングは木曜日になったんだ。というより、木曜日は4月までは月曜日だった一週一改善ミーティングもあって、毎日定例のスクラムミーティングもやって、その後神宮ランまでやってる!
「さすがに、これは大変なのでは?」という気持ちが抑えられなくなり、みなさんに質問してみることに。
全部のミーティングが同じ日で大丈夫ですか?
まずは「ミーティングが全て同じ日に集中していますが、以前のようにバラけているのとどっちがいいですか?」という問いを投げました。
すると、満場一致で「ミーティングは集中している方がいい!」との答え。
具体的な理由は、以下の通りです。
途中で途切れることがないので、開発に集中できる
一週一改善ミーティング直後にエンジニアミーティングを実施することで、一週一改善で出た課題を割り振るのもスムーズ
一週一改善で結構全員の進捗状況が見えている。一週一改善とエンジニアミーティングはそもそも繋がりがとても深いので、一連の流れでやった方がいい
わざわざ別の日にするよりもずっと効率がいい
ミーティングを同じ日に集めたことで、メンバーそれぞれが「木曜日はミーティングの日」と割り切って段取りを組むようになり、別の日に開発作業を中断されることがグッと減ったわけですね。
スクラムミーティングはどうですか?
もう1つ、昨年の秋頃から始まったスクラムミーティング。こちらは、昼休憩後の13:30〜毎日実施されています。以前はなかったこのミーティングの効果はいかに?
エンジニアチームのリーダー、CTOの西田によれば、これを行っていなかった頃は、西田が毎朝挨拶がてら個別に声をかけ、確認していたとのこと。
スクラムミーティングの実施により、全員まとめて確認できるようになり、西田だけでなく、その日出勤している全員が別のメンバーの様子を知ることにも繋がって、こちらもとても順調そう。
メンバーからの反応もすこぶるよく、いいことづくめな様子です。
以前より気軽に相談できるようになった
ちょっと困ってるけどテキストで書くには…というようなことを気楽に相談できる
他のメンバーの困りごとがわかるようになった
お問い合わせ対応の漏れがないかを素早く確認できる
毎日タスク進捗を確認・相談ができるのは効率的
タスクを把握しやすくなった
いいコミュニケーションの場にもなっている
メンバーからの声で特に多かったのが、「以前よりも気軽に相談できるようになった」というもの。集中が途切れることへのデメリットを誰よりも痛感している人たちだからこそ、緊急でなければ「スクラムミーティングで質問しよう!」と思えるわけですね。
ちなみに神宮ランの変化は?
おまけですが、「ミーティングが集中してしまって神宮ランに参加する人が減ったりしてませんか?」と心配してみたら、そもそも毎回参加は2名だけだったのでとの回答(笑)
その二人にとっても、「木曜日は基本的に開発に重きを置かない日」と決められるから、神宮ランも木曜日にまとめてしまえるのがいいらしいです。
開発をし続けているチームメンバーにとって、木曜日は全然違うモードに切り替わるリフレッシュの日にもなっていたというわけですね。
ルーティンを見直してみんなハッピーに
今日はエンジニアチームが定例ミーティングの日程を見直し、動かしてみることで、全員が働きやすくなったというお話でした。
「何もかもが木曜日になってしまって、大変では?」と思ったのは杞憂に終わったどころか、質問に答えてくれたみんなはとても嬉しそうで、効率もアップしている模様。
定例ミーティングや日々決まって行う業務については、特別な理由がないとなかなか見直さないものですが、そういう部分にこそ問題は潜みがち。
日々の効率を見直したい!と思った時は、当たり前すぎて「変えられない」と思い込んでいるルーティンに切り込んでみてはいかがでしょう。小さな変化で、個人もチームもより働きやすくなるかもしれません。