ホウレンソウが大事
昔、いとこの家へお邪魔した際に生のほうれん草を食べさせてもらったことがある。
いとこの祖父母が畑をやっており「うちのほうれん草は生で食べてもアクを全く感じないから試してみろ」と言われたのだ。
一般的にほうれん草と言えば、生ではアクが強すぎるので茹でてから食べるものだし、当時はまだ子供だったため野菜の生食ができるか否かについて、どういった基準で決まるのかも理解できていなかった。
とりあえず「ほうれん草は茹でるもの」という認識でいたものだから、ほうれん草を生で食べられるという言葉に驚いた。
出されたものは至ってシンプルで、洗って、切って、醤油と鰹節のかかった、本当にただのほうれん草だったが、これが予想外に美味しい。
それまでパッとしない野菜というイメージだったほうれん草へのイメージが、好きな野菜として認識が変わった出来事だった。
自宅に帰ってから、市販のほうれん草を生でかじるという愚行を犯すまでは......の話だが。
それから十数年。
またもや人生の中でほうれん草を意識する出来事があった。
「ほうれん草を食べると筋力がブーストする事が科学的に証明!」
と、書かれた記事を見つけたのだ。
「ほうれん草を食べてマッチョになるポパイは過剰広告だ」と思っていたが、あながち嘘ではなかったということだろうか。
読めば、ほうれん草やチンゲン菜などの葉物野菜に含まれている硝酸塩が、筋肉に作用して筋力をブーストする作用があるという研究結果が報告されたのだとか。
「じゃあチンゲン菜でもいいじゃん!」
と思ったそこのあなた。
やめてほしい、この記事のタイトルはほうれん草なのだから。
想像するのは「ほうれん草のおひたし」か「ほうれん草の胡麻和え」のどちらかだけにしてほしい。
それと「ほうれん草とベーコンの炒めたヤツ」を想像したそこのあなた。
食べ合わせとして健康に悪いそうですよ。
ビールと一緒に、ほうれん草とベーコンの炒めたヤツで晩酌したい!なんてもってのほか。
そもそも「硝酸塩」自体が体内に入ると変化して体に悪影響だという話もあったような......
マッチョとビールとほうれん草
TATEITOではメンバーの約半数が筋トレを人生の伴侶としており、社長はもちろんのこと、インターンの中にはフィジークの大会で入賞経験がある猛者もいたりする。
そんな彼らとは対照的に、私は筋トレと婚姻関係を結んではおらず独身であり、よなよなビールとのワンナイトラブを繰り返している自堕落な存在であるため、プロテイン飲料やササミ肉を進んで摂取しようとは微塵も思わない。
だが、もしほうれん草が筋肉に良いのであれば、こんな私の食生活とも相容れる、数少ない共通点になるのではないだろうか。
巷には意外にも、ほうれん草料理のバリエーションは多く存在し「ほうれん草のグリーンカレー」「ほうれん草が練りこまれたパスタ」「ほうれん草のキッシュ」なんかも飲食店などのメニューに載っていたりする。
いつかTATEITOマッチョメン達とランチを共にする機会があれば、ほうれん草が選択肢に入ってくるかもしれないし、業務の合間に交わされる雑談も、効率的なプロテイン飲料の話題では非マッチョメンとしては盛り上がり難いが、ほうれん草の話題なら盛り上がるかもしれない。
これぞ仕事に大切なホウレンソウというやつだ。
ほうれん草万歳。
マッチョメン達とキミも握手
さて、ここまで読んでくださったあなた、TATEITOマッチョメン達に会ってみたくはないだろうか?
全国各地でそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方をしているTATEITO株式会社。
その中でも東京にある「TATEITO-3rdプレイス」と呼ばれるオフィスのような場所に集うメンバーにはマッチョメン率が多い。
そんな彼らが主導となり、今月の4月27日~4月29日に行われるStart up JAPAN EXPO に社会への新しい価値提案を引っ提げTATEITOは出展する。
(※TATEITOの出展日は27日、28日)
TATEITOが提案する新しいサービスと共に、個性豊かで魅力的なメンバー達に少しでも興味を持ってもらえたなら、ぜひ足を運んでもらえると嬉しい。
残念ながら、ほうれん草料理とプロテインの試供品は出てこないが、きっとTATEITOが提案する新しい可能性に触れることができるだろう。
TATEITOの猫