書評 人は、何故他人を許せないのか? 中野 信子著
サービス業の視点で読んで見ました。
中野信子教授の本を訳あって読んでいますが、サービス業の視点から見ても非常に勉強になりますし、非常に勉強になる事が多々書かれていましたし、実戦でも参考になる事が複数書かれていました。
クレーム処理に関して、脳科学の視点から考える
クレームの処理に関して、脳科学的な視点から考えた事は有りませんでしたが、読んでいると成る程って感じる事が多々ありますし、今までは法律的な視点や、防犯的な視点から見ていましたが、こうした脳科学的な視点から考えると案外面白いものだな?って感じます。
では、何故この本に興味が湧いたか?
以前から、英雄達の決断ってNHKの番組をたまに見ていましたが、中野教授の違う視点から物事を考え捉えるのを見ていて、人間の脳そのものから考える事で、もしかしたら仕事に活かせるのでは無いかなって感じたので、実際に買って読んでみましたが、間違い無く仕事に活かせるなって感じました。
もう戻る可能性は、ほぼ無いとは言え、今まで魔界で経験した神経を削る接客や命懸けのクレーム処理の経験に、新たな引き出しを作るにはちょうど良い本だなって感じました。
日本酒のテイスターとして
こうした脳科学を学ぶ事で、自分の脳がテイスティング等の日本酒の香味に関してジャッジを行う際にどのような事を考えるのかを理解した上でテイスティングを行う事により、テイスティング技術的な部分にも活かせるなって感じる事が多々ありました。
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