最近の株価の上昇について感じる事

一個人投資家として

個人投資家の立場から考えると、そもそも日本の物価やサラリーマンの給料が30年近く上がっていないこと自体が異常であり、日本が先進国って視点で考えると今迄が異常だったって考えるのが普通だと感じます。
ただ、急に株価が上がった所でサラリーマンの給料が増える事自体が有り得ないし、会社ってのは4月が新年度って考えると直ぐに給料が上がる訳が無いこと自体、普通に考えたら解る話って感じます。

今の日本の社会構造について

社会保証を軸に考えたら、今の日本自体が高福祉国家になり、資本主義の国では有りますけど、中身は社会主義に近いのが実態だろうって感じます。
ただ、株価が上がらないけど給料が上がらないって考えるならば、一定のリスクを考慮した上で株式投資すれば良いのでは？って、個人的には考えてしまいますし、株式投資により一定の配当収入を見込めるって考えると、独立して事業を始めるよりはリスクは少ないって、個人的には考えております。
今の日本で何が1番問題なのか?って考えると、収入に対して、社会保証に対しての支出が大きいが故に、可処分所得が少ない、ただし、普通に生活する分に対して豊かでは無いけど、日本国民であれば一定レベルの生活が保証されている。

どうすれば豊かな生活が出来るのか

一方で、ある程度豊かな生活をしたければ、方法としては、1つが学生の頃から一生懸命勉強し有名企業に就職して一生懸命働く、1つがどんな会社であれ学歴関係無く就職して一生懸命働きながら勉強して自分のスキルを磨き上げ人には絶対に真似の出来無い所迄スキルを磨き上げる。1つが自分で個人事業を起こし一生懸命努力して自分の能力で稼ぐ。
ただし、どのような方法や手段を取った所で一定のリスクが有るのは当たり前で、尚且つどんな有名企業に就職しようが、有名な学校を出ようが、会社や学校が無くなるリスクが一定レベルで有るのが、資本主義の世の中だと思います。

学歴ロンダリングって言うなら自分が有名大学院に行ってから言えって言いたい

ただ、今の日本社会を見ていて、私が非常に不思議に感じるのが、学歴や有名企業に居たって部分に関して、一定の方々が既得権として勘違いされている事や逆に、株価の上昇、或いは楽天グループのように急成長している企業が出てくると、今迄の既得権が壊され自分達の社会的地位が脅かされる?って考える方が一定数居られる事が不思議に感じてしまいます。
例えば、一般大学から有名大学の大学院に進めば学歴ロンダリングとか?普通のサラリーマンがサラリーマンをしながら、個人事業で成功し一定の資産を作る事を批判するとか?高学歴難民とか?
普通に考えると、サラリーマンで出世して一定の社会的地位を作る事も、学歴に関して有名大学院に進む事も、個人事業で一定の資産を作る事も本人が一生懸命努力した結果であり、人が寝ている、或いは、遊んでいる間に努力すれば社会的地位や個人資産、或いは学歴を作れるのは当たり前だと思いますし、それらが欲しければ努力して手に入れたら良いって感じます。