仕事にもストレス解消にも使える1回1分メモ書き思考整理術
たつひこです。考えをメモに起こして思考を整理するテクニックを紹介します。1回1分からできます。
思考整理の道具としてのメモ
人の話を聞いたり、講演を聞くときにメモを取る人は多いと思います。なぜメモを取るのでしょうか?
頭の中だけだと忘れてしまうからメモを取っているわけですね。つまり、このメモの使い方は、備忘録としての使い方です。
メモを書くためには、一度頭の中に入れたことをアウトプットする必要があります。たとえば、人の話をメモ書きするときには耳にしたことを、ほぼそのままアウトプットしていることになります。
しかし、耳にしたことをメモ書きすることと、頭の中の考えをメモ書きすることは大きく違います。頭の中の考えをそのままメモにすることはできないですよね。考えを言葉に変える必要があります。
この「考えを言葉に変える」ひと手間で、頭の中の考えが整理できます。
考えがまとまらず、もやもやとしているとき、人に話すと自然と考えが整理できます。やっていることはそれと一緒です。人には恥ずかしくて話せない悩みや家に一人でいるときでも、メモであれば自由にいつでも書けます。
メモを書くことで変わったこと
私は、この思考整理術を見つけるまでは頭が整理されない状態で日々を過ごしていました。仕事中にプライベートのことでもやもやし続けたり、仕事で意見したいときに言葉に詰まって何も言い出せなかったりして、苦しい思いをしました。
今では、もやもやしていると思ったり、頭の中がぐちゃぐちゃになったり、嫌なことをされて怒ったり、思うように物事が進まずに悲しんだりしたとき、メモを書いてすっきりと思考整理しています。
このあと説明しますが、紙とペン(スマフォでもOK)だけで、1分から始められるのでとってもお手軽です。
思考を整理するメモの書き方
思考整理のためのメモ書きのポイントは以下の3つです。
・1分間で書く
・疑問形のタイトルを書く
・タイトルに答える形で箇条書きする
僕が先日書いたメモを例にします。
タイトルは疑問形
タイトルは疑問形で書きます。疑問にすることで、箇条書きにすることが自然と明確になります。自由にメモしていると、いつの間にかとんでもないところまで思考が飛んでしまうことがあります。
最近もやもやしている
→最近運動していないな
→久しぶりにフットサル行きたいな
→そういえば応援してるサッカーチームの試合どうなったかな
→……
というように。
タイトルを疑問形にして、それに答える形で箇条書きすると、思考が飛んで行きにくくなります。
タイトルの例
疑問がなかなか思いつかない人もいると思うので、例を考えました。参考にしてください。
・いま私は、なぜもやもやしているしているのか?
・〇〇さんはなぜ自分を叱ったのか?
・さっき思いついたアイデアは何か?
・〇〇のプレゼンを成功させるにはどうしたらいいか?
・〇〇(読んだ本の書名)の要点はなんだったか?
箇条書きは疑問に答える形で
箇条書きは疑問に対して思いついたことを書きます。「なぜ今もやもやしているのか?」というタイトルを例にします。
・昨日よく眠れていないから
・何ヶ月も趣味のカラオケへ行っていないから
1分間の時間で、たくさん書きます。最初のうちは1-2行しか書けずに驚いたり、落胆したりするかもしれませんが問題ありません。すぐ慣れてきます。
やると気持ちがすっきりし、こんがらがっていた頭の中が整理されていることに気づくと思います。
箇条書きをタイトルにして考えを深堀りする
1分間で書ける量は限られています。箇条書きしていたら、関連するアイデアを思いついたり、深堀りしたい考えに出会えます。そのときは、そのアイデアや考えをタイトルにして、もう一度1分間同じことを繰り返します。
これを繰り返すことで、考えがどんどん整理されていきます。
何度も繰り返すと効果的
メモ書きに1日1回という制限はありません。思考を整理するために何度もメモを書きましょう。
私は最初は1-2行くらいしか書けなかったし、1日1-2回くらいしかできませんでしたが、2-3日継続して書いてみたら、1回4-6行と書けるようになりました。やるたびに頭も整理されています。
ぜひ、何回か試してみてください。
アイデアの源泉
この記事で紹介した思考整理術は『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』で紹介されているものをアレンジしたものです。
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