今日の自分はすでに成功者？

「毎年会社を2つ作ってますね」

そう話す彼は僕より4つ下で、取引先の社長さんです。

仕事の打ち合わせが早く終わり、
お互いのこれまで歩んできた人生話に。

彼は16歳から夜の世界に飛び込み、数々の失敗や成功を経験しました。
そこで繰り広げられる様々な人間模様を分析して、そのデータを元に
18歳からオンラインサロンの先駆け的なものを自分で作り上げたのです。

今でも200人を超えるファンが彼を支えています。

気付けば3時間、彼の話に引き込まれていました。

僕も普通の人よりは多くの経験をしてきた自信があったので
なんだか悔しい気持ちになりました。

「実は僕もさ〜」と、とっておきの話でマウントを取ろうとしました。

しかし

彼の反応はとても薄い。

なぜなら彼には
「経験済みの日常」だったからです。

「俺は何やってたんだ」
自分の人生を悔やむ気持ちがさらに大きくなりました。

しかし半年前の僕ならここで終わってましたが、
今はこう思うことができます。

『僕は聞き上手で、相手が自分のことをどんどん話してくれる』

人生にレバレッジ（テコの原理）をかけられているのではないでしょうか。

テコの原理は50kgの力で100kgを持ち上げられます。

自分でお金と時間をかけないと手に入らない知識を
彼から得られたわけです。

そして、こう考えられるようになった自分と、
コツコツnoteにアウトプットしている自分が愛おしいです。

『比べる相手は常に昨日の自分のみ』

個人納税額が日本一の斎藤一人さんは、
PC教室に通い、電源が入れられるようになっただけで
すでに成功者だと言われていました。

なぜなら昨日までスイッチも分からなかったから。

「教室で1番の人と比べてはダメ。比べる相手は常に昨日の自分だよ」

何もせず1日が終わってしまった。
でも「1日でも長く生きる」という意味では
昨日より成功者なのです。

隠れた成功を見落とさず生きられた自分に乾杯。