【ミニマリズム】リアルミニマリストさんと二人きりになった時
偶然、勤め先の若手スタッフAさん(アラサー女性)がミニマリスト気質ということを知ってしまいました。
それまで自分の身の回りで他にリアルミニマリスト的な人がいなかった私。そのことを知ってから、それまで意識していなかったAさんのことがなんとなく気になりだしてしまいました。※もちろん、どんな生活スタイルなのか?という点です。
仕事中、Aさんは寡黙でめったなことでは動じない、冷静な人だなぁといつも感心していましたが、そこにミニマリストという個性が加わると、あぁなるほどなと妙に納得してしまいます。
たしかにデスク周りはすっきりモノが片付いているし、身なりもさっぱり、シンプルにまとまっている。あまり主張しないものの、芯の強さを感じる場面もあり、まさに、「できる人」。
一方、ミニマリスト気質ではあるものの、元のキャパが小さすぎる私は、ふだんからおっちょこちょい。日々テンパりながら業務にあたっているという大きな違いがありますので、「ミニマリスト=冷静沈着、できる人」とは言えません。
そんなタイプの異なる私たちがある日、休憩室で二人になる時がありました。
お互いにお弁当を静かに食べていると、思わず私から切り出してしまいました。
私:Aさんって、ミニマリスト的な生活を送っているんですって?いつ頃からそうなんですか?
Aさん:社会人になって一人暮らし始めた頃、くらいからですかね。〇〇さん(私)こそ、本気のミニマリストですよね?
私:いやいや、私なんてゆるいものです。
というかんじで、おそるおそる私たちのミニマリスト談義が始まりました。
どういったきかっけでミニマリストになったのか
どのようなミニマリストに影響を受けたのか
アレを捨てたいと思っているところなのだが
それでも捨てられないモノがあったりする
へぇ~、そんな考え方もあるんだ、なるほどなーとAさんの話に興味津々。もっと聞いてみたいなと思っていたところ。
話しているうちに、他の人が室内に入ってきたので、そのタイミングで話題はどちらからともなく切り上げました。ぱっと離れてお弁当に集中する私たち。
そう、なんとなくミニマリストの話はそうでない人とはしない方が良い、というのをお互いに感じたのでしょう。
ある人からすると私たちはUMA(未確認生物)のような存在かもしれないのですから。
実際Aさんとの会話は時間にして5分くらいだったのですが、ふだん秘めている気持ちを解放して共有する瞬間。なんとも言えない高揚感がありました。
※もちろん、ミニマリストという共通点があるという点です。
それにしてもこのような場面、改めて己のあたふた具合に愕然とします。聞かれてもいないのに自分のことをぺらぺら話してしまう、相手の言葉を遮ってしまう、コミュニケーションの基本の「き」がなっていない。そんなことを後から思い出して反省するのです。
ついつい自分の興味のある話題となると、出しゃばってしまうくせ、40歳を超えてもぽろっと出てきてしまいます。これは、本当に良くない。私はふだんそれほどしゃべるほうでないため、なおさらこのような時は要注意だと思っています。
また、今回はたまたまAさんが冷静なミニマリストさんだったからよかったものの、人によってはその話題に触れてほしくないこともあるでしょう。相手がミニマリスト的生活を送っているからといって安易にそこに切り込むのは、もうすこし慎重であったほうが良かったのかもしれません。
今回も特に失言したわけではありませんが、やはり時と場合・相手のことをよく考えて、ですね。今後このような場面では言動に気を付けねばと思います。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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