【ギター】アコギと歌本があれば一生遊べることにいまさら気づいた
何を思ったか、一冊ポチってしまいました。
じゃーん、紙ベースの歌本!!
手に取って、わくわく。おおお。こちらは全512曲のボリューム。収録曲は最新のヒット曲から、Jポップの定番曲、アニソン、さらにはフォークソングまでを網羅。何年経っても相変わらずこういうのって、電話帳のよう。
こんな本買うなんていつぶりでしょう?
ワタクシ42歳。18歳前後にアコースティックギター(アコギ)を手にしてから、いわゆる「弾き語り」に憧れて練習していた時期がありました。
当時は便利な「U-フレット」のようなウェブサービスがあるわけでもなく、やはり電話帳のような歌本を本屋さんで買って、それを見て練習していました。
コードは定番のEmから始まって、C、G、A、B、F、とひとつひとつ手の形を覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返し。
ですが、あれから20年あまり時間が経っても、不思議と練習したことは身体が覚えていて、たいていのコードネームを見れば手が自然と弦を抑えてくれます。(音楽理論の知識はなし)
なので、決して上手ではありませんが、歌本をぱらぱらめくって好きな曲を適当に弾いてみるということが、なんとなくできてしまいます。
へぇ~、この曲こんなコード進行だったんだ。あ、この曲、あれとなんか似てるね。面白い発見がたくさんあります。
たしかに、ミニマリスト的な考えでいくと、このような電話帳ライクな本を1冊所有するということがひっかかるかもしれませんが、こんな本はぜひ手元に置いておきたいと思えます。
もちろんスマホ1台あれば完結する「U-フレット」、便利は便利なんですけどね。最近は広告が…ね。
というのと、実際改めて手にした紙ベースの歌本が、20歳前後の自分を取り戻すきっかけになるといいますか。私にとって、良い意味で「青臭い象徴」だと気づいたのです。
私もかつて弾き語りにはまっていた頃に好きで弾いていたのは、「ゆず」。基本的なコードを覚えるのに、とても良い練習になりました。当時はキーごとにTOMBOのブルースハープまで揃えていましたが、今も吹けるのでしょうか。
さて、電話帳をめくり、どれどれ~どの曲弾いてみようかな?「♭」や分数コードになぜか苦手意識があるので、まずはシンプルなコードのものを選びます。
ではさっそく、「さくいん」からたどって、ゆずの「夏色」なんてどうでしょうかね。これは、カポタスト(カポ・ギターの弦をはさんでキーを変えるアイテム)3でっと。…ジャカジャカジャカ。おおお。そうそう、たしかにこんなのだっけ。素直にたのしい!!
そうだ。ギター1本、ピック1枚、カポ、そして歌本さえあれば、一生独りで遊べる。
この先、老後ももしかしたら楽しめるかもしれません。そう思うと、なんだか勇気と希望が湧いてきました。
これから、自宅からギターと私の歌が聞こえてくるかもしれませんが、ご近所のみなさまどうかお察しください…。もちろん時間帯と音量には気を付けますね。
ちなみに、現在アコギはこちらの1本。LAG GUITARS T270ASCEを使っています。弾きやすくて気に入っています。
さぁ夏本番、この夏はギターも楽しもう~!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫