【ミニマリズム】「自称ミニマリスト×ランナー」それだけで実際そうなっていく
SNS上の「ミニマリスト×ランナー」は肩書なのか、看板なのか。よくわかりませんが、特に難しいことを考えず「たてちん」というニックネームの前につけてみようと思ったが2022年の年始。
それから2年半が過ぎて感じるのは、「ただ自称しているだけでも、実際そうなっていくんだ」ということ。
スタート当初から、最小限の好きなモノに囲まれて生活するミニマリストであり、マラソンが好きなランナーでもありました。
ですが、それを自称して、SNSで公開することで、さらにそれらの属性に溶け込んでいった、というか。
たとえば、ひとつモノが欲しいなと思った時、自然と「ミニマリストだったらどういう判断をするだろう?」と一呼吸おいたり、外を走る際は「ランナーだったらどんな姿勢で走るだろう?」と考えが及んだりします。
イメージとしては、服の前後に「ミニマリスト×ランナー」と書かれた看板を掲げて外を出歩いているかんじで、いわゆる宣伝の「サンドイッチマン」のようなもの。
誰の目にもつく公共の場では、むやみに恥ずかしいことはできないなと、見られることを意識してしまいます。これは正直、承認欲求もありながら、自己肯定感を上げたいという思いもあったりします。
そしてしばらくそうしてみて分かったんです。「たとえ自称でも、そう言っているだけでそうなっていく」のだと。
ミニマリストたるものかくあるべし、ランナーたるものかくあるべし。
日々そんな思いで行動するたび、ことあるごとに浮かんでくる、その言葉たち。まずはそこをスタート地点としながらも、自分の意思で取捨選択をします。
ですので、ミニマリストと言いながらもそのテンプレアイテムであるドラム式洗濯機やロボット掃除機はありませんし、ランナーと言いながらもそれほど根詰めて走ってもいません。
自分の好きなことをしつつ社会とのつながりを意識することで、ほどよく緊張感が生まれ、生活態度が引き締まっていくといいますか、これが実に心地良いのです。
たったひとつ、「自分はそうだ」と意識するだけで行動が紐づいて、芋づる式に「そうなっていく」感覚があります。
「自称」していれば、よりミニマリストに、よりランナーになっていく、という不思議な現象を身をもって体験している真っただ中。
これ、他にもいろいろ応用が利くのではないでしょうか?
自分が極めたい分野で、とりあえずハッタリでもなんでも良いので、看板を掲げてみるということ。
ピアノを極めたいなら、「ピアニスト」を名乗る。
ゴルフを極めたいなら、「ゴルファー」を名乗る。
経済学を極めたいなら、「経済学者」を名乗る。
なんでも良いと思うのですが、覚悟を決めて、自分に看板を掲げてサンドイッチマンにしてしまいませんか。
私は自称「ミニマリスト×ランナー」、身体に看板をペタリを貼ったまま、悪くない人生を歩ませていただいています。
もしこの先、道に迷ったらその時々で書き換えれば良いし、内容にはあまり執着せずにやっていこうと思います。
「言ったもん勝ち」なんて言葉がありますが、「自称」はまさにそれ。自分の好きを言葉にしてしまえば良いんです。
というわけで、とりあえず今日からやってみませんか?
そんなあなたを応援しつつ、今朝も走ってまいります。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫