護身術って、どんな事?(その2)
●さて、先日の「私の護身術講座」なんですが、女性からの申し込みがありました。
これってまずは、私が女性である事と。
観光旅行サイトからも申し込めるイベントなので、ポイントなど使って、気軽に申し込まれる方がいるようです。 👀
他に「真剣の座学講座」と「隠し武器講座」も並行して行っているんですが、なぜか男性の参加はないのがまた、面白いところです。 😅💦
●とはいえ、迎え入れる側としては・・・なんですが★
実はこれまた、ちょっと緊張をするんですね。 ( ̄_ ̄ i)
何故って「護身術を、わざわざ選んで来られる方」って。
やっぱり、過去に小さくても何らか心の傷を抱えておられるような方が少なくないんです。 👀
あれから数十年経っているけど、今あの場所に戻れたなら、どうかして切り抜けられたものだろうか。
何かの手管(護身術)や心得があったら。
あの時、悔しい思いをする事がなかったんじゃないか、といったお話をされる方が多いんですね。
●また、いざという時に「声が出なかった」という女性も、多くいます。
先日来られた女性は、
「自分は大柄で、体格も良いし声も大きいから、声が出ないなんて思いもしなかった」
と仰っておられたんですが、実は「声が出ない女性の方が殆ど」です。
・・・そして、これって。
実は、男性だって「こんな危険にさらされて、声も出なかった」という人って、いるんですよね。 (^_^;)
●それはかれこれ、30年以上前のお話です。
その方は、若い頃に池袋で呑んでいて、気が付くともう電車で帰れない時間でした。
・・・それで致し方なく、オールナイトの映画館で始発を待つことにしたんだそうですが★
ふと眠り込んでいる内に、気付けば誰かに、大事な部分を触られていて、驚いて飛び上がったんだそうですが、やっぱり声が出ません。 (^_^;)
慌てて立ち上がって映画館を出て、始発が出るまでコンビニで漫画の立ち読みをしていたそうなんですが。
もう怖くて怖くて、とっても映画館には戻れなかったんだそうです。
●さて、緊急事態の発声についてもう一つ。
私は以前に、殺陣の師匠・林邦史朗先生の手伝いで、静岡の空手道場を訪ねた事があります。
かの地は東京に比べれば余りに広くて、都会もあれば田舎もあります。
聞いてみると門下生は、男性よりもはるかに女性が多いとのお話でした。👀
そして道場がある場所は、どちらかというと静岡でも田舎に当たる場所なので。
「もし、何らかの事があった時に、声が出ない」という事を防ぐために(!)
娘さんに、空手を習わせたいという親御さんが多いのだと、道場主さんから聞きました。
・・・ほら、空手って(他の武術もそうだけど)気合声を出しますよね。
「声を出す事を、日常化」する事で、いざといった時に、咄嗟に声が出せるようにとの親御さんの思いが強いといった事のようです。
これもまた、護身の一つと言えると思うんですよね。
それとやっぱり、そんな事件が起こる事があるんだ、と仰ってました。
もう20年くらい前の事になりますが★
●その3に続く★
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