"鼻毛の間"というサイトに覚えのある方を探しています(不定期日報)
初めての方は初めまして、いつもの方はご機嫌麗しゅう。桃之字です🍑
はじめてのインターネット
このnoteハッシュタグ企画を見て思い出したんですけど、僕が中学生の頃に入り浸ってたウェブサイトがあるんですよ。その名も
鼻毛の間
っていう『ボボボーボ・ボーボボ』のファンサイト。
ググったら奇跡的にバナーだけ見つかった。
ハナゲノマって読みます。ハナゲノアイダじゃないよ。
確か当時中学2,3年くらいだったので、だいたい15年前にあったウェブサイトのはず。
平成元年生まれの±3,4歳くらい(当時中高生)の人たちが集まっていて、いろんなジャンルのオタクがいて、毎晩毎晩遅くまでダベってました。とにかくBBSがめっちゃんこ盛り上がっていて、なんか投稿すると1分後には返事来てる状態だったんですよね。もはやチャット。2chかよってくらいの勢い。
当時だと割とあるあるなんですけど、ボーボボのファンサイトと言いつつボーボボの話は最低限で、後はもう恋バナしたり好きな漫画の話ししたりうんこうんこ言ったりメル友募集したり初めましての人の個人情報聞き出しまくったり、とにかくインターネットランドで中高生が好き勝手暴れまわるという空間でした。
なんだかんだで原点
僕が小説を書くようになったのはそこに小説を書いてる奴が居て影響されたからだし、マジで原点なんですよね。鼻毛の間での経験がなかったら小説書いてなかったと思う。
それだけじゃなく、みんなに影響されてウェブサイト作ったりもしたし、絵がうまい人にお絵かき教えてもらったりもしたし、いわゆるネットマナーとか、「画面の向こうには人がいる」こと、インターネットの裏技、侍魂、創作のいろは、標準語の喋り方、スカイプの使い方、MSNチャット、面白いラノベ、僕の見た秩序、面白い漫画、えとせとら、えとせとら。
そういうことを教えてもらったり肌で感じたりして学んだ場所は、ラグナロクオンラインと鼻毛の間でした。ある意味インターネットランドにおける故郷ですね。もう無いけど。
「さてスレ」の思い出
中でも覚えているのが、通称「さてスレ」というやつ。もとはBBS荒らしの人が建てたスレッドが発端だった記憶があるけど、ちょっと定かじゃない。
スレタイなしで、本文に「さて」だけ書いてあるんです。
そこからみんながレスで一言ずつ好き勝手繋いで、リレー小説にするっていう。
昨今ツイッターで見られるリプライツリーでの「体は剣でできている」の改変コピペとか、ニンジャスレイヤー翻訳チームがたまにやるテキストカラテのイメージが近いと思う。
適当にその日いる人が飽きたらおしまいで、翌日また別の「さてスレ」が建って別の物語が綴られるみたいな感じでした。
あれ今残ってればめっちゃ面白かったと思うんだよな。「さて」「京都に行こう」「僕は服を脱いだ」「犬に着せた」とか繋がってくの。ゲラゲラ笑いながら投稿してたもん。
みんな今頃なにしてるんだろう
年頃が年頃なんで、まーいろんなことがあった。あれって間違いなく僕の青春で、クラスメイト達と同じくらい一緒に時間を過ごして、いろんなことを学んだある種の原体験なんですよね。
みんな今なにしてるんだろう。別になにをするわけでもないんだけど、もし当時を知る人がいたら会ってみたい。なんかこう、果てなき旅の途中で同郷の者と出会った旅人の気分になれると思う。オンラインでもいいしオフラインでもいいんだ。会ってみたい。
力を貸してくれnoteランド
当時、結構ディープなオタクもいたし、絵とか小説とかで創作してる人もいたし、探せばインターネットランドにまだいるんじゃないかなって思ってるんですよね、鼻毛の間が故郷の人。特に同人界隈。
とはいえみんな(僕含む)ハンドルネームとか変わってるし、なんなら黒歴史として葬ってたりするんで、すぐには見つからないんですよね(Twitterとかで試したことある)
そういうわけで、昔鼻毛の間のBBSにいたよーって方いたらコメントください。もしくは「あいつ似たような話してたな」って心当たりのある方は、その人にこの記事を教えてあげてください。
ちなみに僕は当時、ハンドルネームはヒグアと名乗ってました。あと中二病全盛期のころのハンドルネームが使徒龍だったかな。後者は今こうやって書くとめっちゃ恥ずかしいな。キラキラネームかよ。
いじょうです
おまちしてます。