My「環境」Revolution(2の続き)本格的スマホ2台持ち体制へ
既に1台スマホ(と呼びたくはない「iPhone 11 Pro」)を持っていた私ですが、Macを買い足した勢いで、Androidスマホも買い換えました。「買い換え」ということは、それ以前に使っていた機種があったということですが、
ベトナム赴任中に「Xperia X」を購入し、帰国後もウォークマン代わりに使っていたのでした。しかしさすがに、スマホとしてフル活用するには性能が明らかに見劣りします(特にカメラ機能)。そこで、
「Xperia 1 Ⅱ(マークツー)」のパープル。国内版(docomoまたはau)ではなく、海外版SIMフリー端末を選びました。その理由は、
*メモリの容量が国内版(128GB)の倍(256GB;iPhone 11 Pro と同じ)
*標準カメラアプリだとシャッター音がしない
*デュアルSIM運用が可能
あとは国内版と同一仕様で、私としては「ウォークマン兼スチルカメラ兼ビデオカメラ」にAndroidスマホがくっついてきたイメージ。1台4役ぐらいでしょうか。
プリインストールアプリも少なめで、初期設定完了直後の画面はこんな感じ。いかにも素っ気ないですが、そこがまたいい。ウィジェットすら配置されていない潔さがたまりません(!)。
なんでソニーさんは、SIMフリー端末を日本国内で売らないんでしょうか。キャリア(docomo・auなど)に遠慮しているのだと邪推しますが、格安SIMで運用したい人は少なくないでしょうから、Apple(のiPhone)みたいにSIMフリー端末を直販すればいいと思うのですが。
端末増設ということで、格安SIMも買い足し。UQ mobile(au回線)をチョイスしましたが、これが Xperia 1 Ⅱ では回線接続してくれません(こればかりは自己責任の範疇で文句は言えません。docomo/au版、すなわち国内正規版の Xperia 1 Ⅱ をSIMロック解除すれば正しく接続できるはずです)。
そこで、iPhone 11 Pro に挿していた IIJmio(docomo回線) のSIMと差し替えると、無事に4G接続してくれました。UQ mobile のSIMは、iPhone 11 Pro に挿して、通常運用できています。
Xperia 1 Ⅱ 自慢のアプリとして、「Photography Pro(Photo Pro)」と「Cinematography Pro(Cinema Pro)」があります。
前者は「ソニーの一眼レフ(αシリーズ)のUIを再現しフルマニュアル撮影も可能にした」ものですからまだしも、後者は「プロ用撮影機材の仕様を取り入れ、事前にシャッタースピードとか露出とかを決め打ちしなければならない」ので非常に使いづらいです。
あと、標準カメラアプリでの動画撮影は、4K「30p(秒間30コマ)」が上限で、ここも残念なところ。「60p(同60コマ)」撮りたければ、さきの「Cinematography Pro」を使う必要があり、その際の画角は「21:9」という特殊なものになります。
オーディオ機能は、慣れ親しんだソニーの音そのもの。(まもなく後継機が出ますが、名機の誉れ高い)ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000MX3」など、ハイレゾ対応ヘッドホン/イヤホンと組み合わせて、その真価を発揮します。主なロスレス音源(Apple Lossless[ALAC]も含む)も直接再生可能です。
能書きは以上ですが、コロナ禍で気安く試し撮りにも出られないので、近所で撮影した写真を。まずは標準カメラアプリで。
続いて「Photography Pro」で(自動HDR:オン)。
比較用に、iPhone 11 Pro で撮ったもの。
もう一例。標準カメラアプリ→ Photography Pro → iPhone 11 Pro の順です。
どれを見ても、色をくっきり出そうとしているのは iPhone 11 Pro で、Xperia 1 Ⅱ のカメラは、スマホのカメラに慣れた人には「えっ、ちょっと暗くない?」と感じるかもしれません。
しかし、全体として「写実的に」撮ろうとしているのは Xperia 1 Ⅱ。どんな状況でも「それなりに映える」画を作ろうとしているのが iPhone 11 Pro かなと思えます。
まだ、動画撮影も含めて「動きもの」を撮れていませんが、追い追い試してみるつもりです。それを通して、(カメラとしての)Xperia 1 Ⅱ の使い方や、iPhone 11 Pro との使い分けを見つけ出したいと思っています。