最近、仕事について思う事。
僕は、不動産の仕事をしている。
賃貸仲介、管理、売買仲介、買取再販、建売等。こう書くと分かりにくいかもしれないが、つまり不動産の仕事全般にわたる。
お部屋探し、空室の賃貸募集、家賃の振り込みを忘れた方への連絡、入居者さんからの設備の不具合等の連絡対応、賃貸契約についての相談、マイホーム探し、アパートの売却、敷地境界についての相談、マンションの買取・・・
だからなのかは分からないけど、この仕事を始めて17年になるけれど、
いまだに知らない言葉、知らない法律、知らない慣習、今まで遭遇しなかった出来事に出くわすことが多い。そして世界は知らない物で溢れているなぁとつくづく感じている。
そして知っていた事でも、年月によって色々と変わることがあり、「7年ほど前は○○だったのに、今はちがうんだな。」と思うことも多い。
住宅に対する税金控除や補助金は毎年少しずつ変わるし、民法も改正があったし、建築基準法、登記や境界についてもいつの間にか変わっていることもある。
もちろん今まで得た知識が役に立たないわけではないが、その知識を信用してアップデートしていないと後でしっぺ返しを喰らう事になる。
自分の中のイメージは、地中に埋まっている地雷を探って踏まない様に除去しながら目的地まで歩いていく感じだった。
最近は少し考え方が変わってきた。
地中に埋まっている地雷も大きくて致命的なものもあれば、小さくてほぼ影響のないものもある。
それを事前に把握すれば、いいと思った。以前ほどプレッシャーを感じずに
仕事ができているような気がする。
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