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くつ下の中に入らない
くつ下の中に、縞模様の大きなくつ下の中に欲しいものを書き入れて、次の日にくつ下の中にそれが入っているか確かめる。
でもわたしは、くつ下の中に入れられないものを欲しがったから、次の日も、次の日も、それは無かった。それは「お母さんの笑顔」っていう、わたししか叶えられない、神様でも叶えられないかも知れないものを書いて入れたから。
今は、サンタさん。あの時のわたしは無茶なことを書いた。
わたし、今年は誰も知らないところから、知ってる人や知ってくれる人や、気が付けばいて、よし頑張ろうよし頑張ろうと、ずるしないでここまでは来れたよ。
頑張らせてもらえるの楽しかったです。
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今年のくつ下には「絵本が一冊でも多く読んでもらえますように」だから、またくつ下に入らないようなことをお願いしている。
絵本の主人公は、死が目前に迫っても最愛の主人と再び暮らせる日が来ると信じてやまない犬です。
純粋な気持ちに恵みあれ。
自分で読んでとお願いするのは、誰も推薦しないようなものをお願いしているようで悲しいけれど、決して時間や気持ちの無駄になる代物ではありません。
これはわたしの描いた絵本。強い気持ちだけではなくて、真っ直ぐに生き抜けますように。
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