ヨーロッパ版メルカリ!フリマアプリ「Vinted」の使い方(購入方法)&隠れた魅力
こんにちは、台湾正規留学からプラハに1年間交換留学中のTasukuです。
前回の記事では、日本であまり語られない古着のサステナブルな魅力についてお伝えしましたが、今回はヨーロッパのプラハ在住の私がおすすめするヨーロッパ版のメルカリのようなサービス、Vintedについて紹介します。
今回は購入側の利用方法を詳しく紹介します。出品側の利用方法については次回以降改めて紹介したいと思います。
個人的にはメルカリほど便利なC2Cサイトは世界でもあまりないと思うのですが、ヨーロッパに住む上ではVintedがメルカリの代わりとして利用できます。
「Vinted」とは?
Vintedはヨーロッパのリトアニアに本社を構えるC2Cフリマサイト運営会社です。2019年には約1億4千万ドルにおよぶ資金調達を果たし、リトアニアでは初となる企業評価額10億ドル超のユニコーン企業となりました。ヨーロッパ16ヵ国もの市場に進出しており、ヨーロッパでは主流なC2Cサイトとして約7億5千万人が利用しています。
メルカリの利用者が約4800万人ですから、その約15倍のユーザーを抱えているわけですね^^;(メルカリは日本国内のみの展開ですから正確な比較にはなりませんが、、)
C2CフリマアプリVintedの仕組み
ここではアプリとして紹介していますが、私自身iPhoneを利用していて、App Storeを日本の設定のままにしているため、アプリは取得できていません。従って、ウェブ版のVintedを利用しているわけですが、ウェブ版であっても不自由なく利用できます。
登録&ログイン
サイトの登録にはEmailやGoogleアカウント、Facebook、Apple IDを利用できます。
Vintedではメルカリ同様、一般の利用者が売却したい衣服あるいは生活用品を価格を自ら設定して出品することができます。当然利用者は出品者から商品を購入できるわけですが、サイトを利用する上での手数料の仕組みが多少異なります。
手数料&送料
結論から話すと、売却手数料が売却額から引かれるメルカリと違って、Vintedの手数料は全額購入者負担です。
Buyer Protection fee(購入者保護費)と呼ばれる手数料は商品の価格に0.7ユーロ(18チェココルナ)+商品価格の5%で、購入者が負担します。これによって購入者は取引が運送の際に正常に行われなかった場合や商品の実物が説明や写真と異なる場合などに返金を申請することができます。
送料は別途で約1ユーロ〜で、発送地の距離によって異なります。
また、支払いにはカード払い、モバイル決済(Apple PayやGoogleペイ)、もしくは同サイト内で売却時に発生した売上金(Vinted Wallet)を利用することができます。
商品の受け取り方法(Alza boxの場合)
購入手続きを済ませると、出品者側は商品を発送します(出品方法については次回紹介)。発想から約5〜7日で商品が届きますが、商品の受け取りにはピックアップポイントを選択する必要があります。自宅への直接配送を行っていない点には注意が必要です。チェコ共和国の場合、ピックアップポイントはAlza.czやBalíkova、Zásilkovnaの専用ボックスあるいは提携店から選択できます。全国どこでも比較的多く点在しているので、最寄りのピックアップポイントを選択しましょう。
私は自宅近くにあり、24時間対応であることから、Alza boxを利用しています。信用性も高く、受け取り方が近代的でかっこいいのでAlza boxを利用してみるのがおすすめです。実際の受け取り方を写真を用いて解説します!
商品が指定のピックアップポイントに届くと、SMSを通じて通知が届きます。下の写真のように、チェコの場合はチェコ語で通知がきますが、重要なのは青でハイライトされているパスワードと受け取り期限だけです。
通知を受け取ったら、受け取り場所に設定したAlza Boxまで行きます。日本にもAmazonで似たようなものがありますが、下の写真のようにコインロッカーのような形になっています。
次に備え付けられているタッチパネルから通知メッセージに記されているパスワードを入力。下の画像の左側にある番号キーでパスワードを入力してください。
これでおしまい!商品の入ったロッカーがピロン!という音とともに開きます。商品を受け取って取引は完了です。中身を確認したのち、Vintedのサイト上から受け取り確認を行いましょう。
今回の購入品紹介とVintedの隠れた魅力
今回私がVintedで購入したのは、90s Champion reverse weave トリコタグです。
古着に興味がある方ならわかると思いますが、Champion reverse weaveは長年人気が上昇し続けている大人気スウェットシャツです。中でもUSA製のものは価値が上がり続けていて、アメリカの6大大学、アイヴィーリーグのプリントあるいはステッチの入ったものは非常に人気です。
今回購入した90年代のいわゆるトリコタグと呼ばれるリバースウィーブは、日本ではメルカリなどで状態にもよりますが、1〜3万円程度で取引されています。
今回私はこのスウェットを日本円で送料込み約3700円で購入しました!
実にこれこそがVintedの隠れた魅力です。チェコではあまり古着ビンテージの概念が広まっておらず、実際の市場価値よりも安く古着が手に入る場合が多くあります。実際にビンテージバイヤーの方も利用することがあるらしく、たくさんの商品の中からビンテージアイテムを手に入れる感覚はまさに宝探しのようで、サイトを見ているだけで楽しいです。
実際に今回以外も、Levi's 501のUSA製レギュラージーンズが2500円で手に入ったり、Vintedでのおトクな買い物を楽しんでいます。ヨーロッパ在住で古着好きの方は是非一度お試しあれ!
最後に、
私のNoteでは、サステナブルファッションに関する記事や留学に関することなどを中心に情報発信をしています。今回の記事でサステナブルファッションに関して興味が湧いたという方は是非他の記事も一読ください!
また、私が運営するポッドキャスト番組「チェコっと放浪旅」では、台湾留学で出会った世界一周旅行中の友人とお酒を飲み交わしながら、国際問題や留学、世界一周旅行に関する話題など、海外生活で生まれた生産性のあるお話をお届けしています。毎週木曜日に更新していますので、興味のある方は是非、そちらの方もチェックしてみてください!
古着の可能性を世の中へ、
著:Tasuku
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