【待ちに待ったホーム開幕戦!しかし…】強力BIGラインナップを擁する川崎戦をレビュー
長かったAWAY6連戦を乗り越え、待望の23-24シーズンホーム開幕戦を迎えたキングスは、その相手として中地区の強豪”川崎ブレイブサンダース”と対戦!!
帰化選手で今季引退を表明した”ニック・ファジーカス”を中心とした、リーグ屈指のBIGラインナップ戦術を得意とするチーム。
特にキングスはこれまでの対戦経歴から比較的相性が良くない相手と言えます(笑)
先日発表のあった通りヴィック・ローの”インジュアリーリスト登録”により、大黒柱の”ジャック・クーリー”が復活💪
しか~し無理は禁物ですので様子を見ながらのコート復帰となるのは確実で、我々ブースターもクーリーが満足にプレーできるまでどっしり構える所存でございます(笑)
厳しいローテーションが予想される中、相性の悪い相手にどのような展開を魅せたのか早速ですが振り返っていきます(^_^)v
◇試合結果
● 琉球 66 - 87 川崎 LOOSE
◇しっかり練られた対策とミスも重なり敗戦、現体制の底を知る
このホーム開幕戦では試合後に昨季リーグ制覇を成し遂げた功績を称えるチャンピオンリングの贈呈セレモニーも予定されており、満員御礼と言える程に多くのブースターが詰めかけました。
つまり勝って気持ちよくセレモニーしたい🤪
しかしながら結果は手痛い敗戦(;^ω^)
1Qからキングスは小野寺のオープン3Pや岸本のアシストでカークの得点、牧が3Pを成功させるも、川崎の新加入選手”トーマス・ウィンブッシュ”の3Pやミドルがその上をいくレベルで効果的に決まり、ビハインドで第2Qへ。
2Q入りからリズムよく得点を重ね、なんとか川崎の得点についていき、松脇の3Pの当たりが来たことで4点差に詰め寄りますが、タイムアウト後の川崎がDFを修正(;^ω^)
オフェンスの起点となっている岸本&今村がボール運びを行う瞬間からオールコートでDFを仕掛け、簡単にハンドオフをさせないよう徹底した守りを魅せます。
リズムが狂ったキングスは時間ギリギリのタフショットを打たされ、その後のDFリバウンドも高さで有利な川崎に獲得されてしまう始末。
気付けば5分間無得点の状態が続き、あれよあれよと19点差をつけられて前半終了((+_+))
なんならリバウンドにおいて、キングス12に対し川崎24とダブルスコアをつけられるというらしくない展開へ(笑)
大量ビハインドからの修正力が問われる3Qは、入りからDFのアグレッシブさを取り戻し、さらに川崎の落としたシュートへのリバウンドも積極果敢に飛び込んでいました(^_^)v
そして今季6試合で二桁得点の続く松脇が、チームで作ったオープンの3Pを3本連続で沈め、川崎を追いかけます👌
しかし、川崎もウィンブッシュとファジーカスを中心に攻撃の手をやめることなく、点差を詰められない状況へ…。
ですが3Qのクロージングにおいて、川崎にもビッグラインナップを下げる時間帯が来ます。
このタイミングでキングスはタマヨを投入、DF時のタマヨ&牧&今村でボール運びのタイミングを狙ってプレスを仕掛け、緩んだ隙をついた3連続スティールからの得点へ繋げます🔥
最大20点差がまさかの12点差へ!!
川崎の背中が見えてきたところで、アリーナのボルテージはこの日最高潮に達しました🔥
逆転のかかる最終4Qは良い流れを続けたいところではありましたが、小野寺のパスミスからのターンオーバー、松脇も藤井のスティールを受けて連続ターンオーバーとなり、流れを断ち切られます(;^ω^)
そこからウィンブッシュと藤井のペイントアタックでシューティングファールを重ねられた挙句、この日初得点となる飯田の3Pで14点差へ(笑)
なんとか喰らいつきたいキングスですが、ショットミスが続いて得点が止まり、対する川崎は的確な2点を沈めて徐々に点差を離していき、最終21点差をつけられ完敗となりました( ;∀;)
◇現チーム状況の欠点
この川崎戦は良い意味で”悪い部分”がしっかりと見えてきた試合だったと感じます。
ハッキリ言ってしまえば、このリーグ屈指のBIGラインナップを形成する川崎に対してクーリー不在時の勝ち筋が見えてこない点。
今季から加入したばかりのカークには気の毒ですが、ダーラムらのドライブコースをクリアアウトして作るプレーやペイント内でのボール保持といった点で、やはりクーリーの方が川崎には対抗できると改めて感じました(;^ω^)
クーリーのようにフィジカルでゴリればファールトラブルを招けるため、ダーラムと今村、岸本らがドライブを仕掛けやすくなります。
ですがカークのプレースタイル的に押し込むよりもおそらくフックシュートを放って解決したいタイプ。
相性は必然的に悪くなります( ;∀;)
だからこそ今日の試合では、個人的にタマヨのプレイタイムをもっと引っ張って欲しかったと思うんです。
前半はなかなかマッチアップ相手のロスコ・アレンに対応できずにいましたが、後半にかけて徐々にフィットし、ボールカットやリングアタックをさせないDFができていたように感じました(´ー`*)
それでファールアウトしちゃうのは仕方ないと思いますし、むしろここをファールアウトする位チャレンジしてダメなら今回の敗戦に納得がいきました。tasuke的には。
奇跡的に上手くハマれば、オフェンス時にタマヨがハイポストでボールを持つことでダーラムのカッティングスペースを作り、インサイドでファールを重ねる戦略も発揮できたかもしれません。
あとベンチワークの部分もどうなんでしょう❓
ファールトラブルでノれてない岸本をあそこまで引っ張った点( ; ˘-ω-)
確実に点が欲しい場面で投入するいつものパターンを繰り出しましたが、ジャッジに対しフラストレーションを貯めていながらDF/OFの両面でも狙われていたのを踏まえれば、勝負所であっても今回は使うべきではなかったと考えます🤔
岸本の持ち味であるインテンシティの高いタイトなDFも、ファールトラブルのため後手後手となり、アンダーの位置で守ってしまっている状況でした。
タラればですがこの試合は牧に30分のプレイタイムを与えても良かったんじゃないかなあ( 一一)
(あわよくばウエマトゥ)
◇苦しい状況もチームを牽引した頼りになる二人
正直フル出場してたんじゃないかってくらいチームのためにオールラウンドな貢献を魅せた”今村佳太”が今回も凄かった!!
意外にもPTは30分半の出場で、チームハイの19得点をマーク✨
キツイ時間帯にも難易度の高いフェイダウェイジャンパーや早いボールプッシュからのレイアップ。
そしてハンドラーとしても岸本に代わってチームオフェンスを牽引していた印象です(^_^)v
さらに第3Qでは疲労があるはずだけども果敢にリバウンドやルーズボールに飛び込んでおり、ホントに何でも屋さん状態でした(笑)
代表活動もあった中でほぼ休みなくここまできているので、怪我のリスクが正直心配です(笑)
11月の連戦終えればバイウィーク(休みの週)に突入なので、持ち堪えてくれることを願ってます👐
そして忘れちゃいけない大活躍をしていた”松脇圭志”が今村に次ぐ”15得点”をマークして、チームの追い上げムードを作る活躍をしましたね~🌞
突き放しにかかる川崎に”3連続3P”を沈めた圧巻のパフォーマンス👌
2Qと3Qに関しては彼の3Pでなきゃ得点が生まれない状況にも陥ってましたね(笑)
しっかりダーラムもオープンとなったまちょにすかさずパスを通していたのは印象的で、信頼度の高さが伺えます( ゚д゚)ウム
また、終始手を焼いたウィンブッシュさんのドライブに対しても、コースに入りストップさせるDFをしていて、次回対戦時に期待が持てる内容だったと思います✌
(何Qか覚えてないけど多分後半だったはず)
このままいけばまちょは贔屓目抜きにしても昨季千葉の謎外”HARA”のようなブレイクをしそうでゾクゾクしてます(;・∀・)
◇積極性〇なファルコン
EASLや横浜戦G2辺りからかな、”牧隼利”に積極性が出てきて個人的にかなり良き(・∀・)
この日はスペースの生まれたショートコーナーへカッティングして2点を取りにいったり、数少ないオープンの瞬間も3Pを放ったりしていて、スコアリングに比重を置けてたと感じます。
ローが不在の分得点を取りに行ける選手の頭数が欲しいところなので、非常に良い兆候です👍
ファルコンはチームのバランスを優先し、黒子に徹しようとする部分が強くなってしまいがちですが、私的にはその判断の前に点を取りに行ってくれと常に感じてます(笑)
やっぱ相手に得点を意識させない限りパスコースを生み出すのに苦戦を強いられると思うんですよね(^ω^)
牧は今の形がとりあえず正解でっせ(多分)👌
◇タマヨDFの進化が止まらない!
この川崎戦ではタマヨがキーマンになるかもと感じておりましたが、割と良い線いってたと思いますね~🌞
序盤はロスコとのマッチアップでファールを重ねられたりと狙われている部分もありましたが、なんやかんや適用し始めてもいました。
ロスコのポストアップ→ドライブの瞬間にボールカットをした時は「キタかもしれん…!」と感じましたし、そのあとすぐ小野Dに交代しちゃったのは結構勿体ない(´Д⊂ヽ
第3Qで川崎がビッグラインナップを変えた瞬間にすかさずタマヨを投入し、キングス自慢のオールコートプレスで牧&今村とともに3連続スティールを成功させたのは最高of最高✨
我々が観たかったのはコレよコレ!(笑)
何よりもタマヨ自身がチームDFの約束事に対する理解を深めてきているのを感じれました🔥🔥🔥
次の川崎戦ではもうやられないんじゃないですかね❓(笑)
その頃にはローとクーリーのコンディションも上がってるはずなので、タマヨのDFがさらに火を噴く可能性大!!桶谷大!!🔥🔥🔥
◇ウィンブッシュさんヤバない⁉
まともにプレーを観るの初めてでしたが、シュートが入りすぎたとはいえ、あのスピード感と滞空時間の長いレイアップやフェイダウェイは止めれるのかわからん(笑)
川崎のBIGラインナップに置いてあの突破力とシュートセンスは”異質”。
それがハーフコートOFを得意とする川崎の中で”ギャップ”を生む効果ともなっています(;^ω^)
もしNBAで例える選手がいるとすれば誰かな~❓('ω')
思いつく限りではサクラメント・キングスに所属するレフティー”ディアロン・フォックス”かな?(笑)
スピードのキレ、ストップ力、フェイダウェイの雰囲気込みでチョイスしましたが間違っていたらすみません(笑)m(_ _"m)
もしキングスが次回対戦時に対策するなら徹底したドライブコース潰しが必要になると思いますね('ω')ノ
今回まちょが遂行できていた部分もあるため、第2ラウンドが楽しみ(^^♪
とりあえず観てて思うのは怪我だけは止めてくれよという点(笑)
着地の瞬間とか含め、かつて大怪我により全盛期をまともに過ごせなかったデリック・ローズを思い起こさせますので(笑)
◇まとめ
しかし平日開催にもかかわらずチケット完売にまで追い込む”キングス(バスケ)狂”の皆様の熱量を感じ、”キングスのある日常”がまたスタートしたんだと改めて実感✨
年々クレイジーさを増していくブースターの方々を観てるだけでも面白いですし、第3Qの追い上げはこの雰囲気だからこそ成し遂げられたと思います!(笑)
沖アリのポテンシャルはまだまだ青天井!️️️️️️⛅️
次節富山戦では個々人の鬱憤を晴らすカムバックに期待し、久しぶりの”全員ローテーション”バスケで勝利をつかみ取ってくれ🔥
PS.クーリーとカークのダブルコートin観たい
ーFinー