ハンドルネームについて 田舎暮らし vol.9
noteに記事を投稿されているクリエイターのかたなら百もご承知なことかもしれませんが、今回は「ハンドルネーム」について、改めて思う出来事がありましたので報告させていただきます。
筆者は現在、地方の古民家に移住するため、山中にある一軒家の清掃作業に追われる日々を送っています。東京を引き払っておよそ2ヶ月が経ちました。
先日、その一軒家で、前に住んでいたかたの所持品を整理していたところ、こんな古いレコードが出てきました。
朝倉美紀(あさくらみき)という歌手の『百人の男』というレコードです。
あさくら… みき!?
聞いたことある名前だな。でも「朝倉美紀」という表記には、どこか違和感を覚える…
早速その場でスマホ片手に「朝倉美紀」を検索してみました。
すると…
検索サイトは「朝倉美紀」の検索結果は表示せず「麻倉未稀」の情報をズラリと提示してきたのです。
麻倉未稀
麻倉未稀(あさくらみき)といえば、昭和48年生まれの筆者は、いの一番にドラマ『スクールウォーズ』の主題歌『ヒーロー』を思い浮かべます。
「朝倉美紀」で検索して「麻倉未稀」の情報ばかり提示されたものですから、麻倉未稀は、以前に「朝倉美紀」という表記名で活動していた時期があったのか?とも考えました。
しかし、よくよくピンポイントで朝倉美紀の『百人の男』について調べを進めてみると、このレコードがリリースされたのは1979年。麻倉未稀のデビューは1981年だったので、そこでようやく「朝倉美紀」と「麻倉未稀」は別人であることが確認できました。
そんなの顔写真を見た時点でわかるだろ!…と思われるかもしれませんが、アーティストというのは、その時々のテーマに沿ったメイクや衣装に身を包むため、見た目が大きく変化することが度々あります。
筆者は顔写真だけでは、両名が別人であるという確信にはいたりませんでした。
筆者が知りたかったのは「朝倉美紀」に関する情報でしたが、このように、今日の検索サイトというのは、いわば「気を利かせ過ぎた」検索結果を提示してきます。
「あなたは”朝倉美紀”と検索ワードを打ち込んだけれど、知りたかったのは、もっともっと有名な”麻倉未稀”のことでしょ?」と。
こんなこと、筆者ごときに指摘されなくとも百もご承知だとは思われますが、あなたが有名人と似た名前のアーティスト名やハンドルネーム、もしくは、ありふれた名前で活動されているのなら、いま一度再考されてみてはいかがでしょうか?
仮にあなたが「北野猛」という名前で活動されているとします。あなたのことを、もっと知りたいファンが、あなたの名前を検索すると、間違いなくこのかたの情報に丸呑みされ、あなたに関する検索結果は隅に追いやられてしまいます。
北野武
それでも自分は自分!元々特別なオンリーワンとして、「北野猛」として、活動していくのなら止めはしません。そのまま突き進んでください。
あなたに関する検索結果が、北野武に丸呑みされない方法は、たったひとつだけあります。
それは…
北野武を上回る実績・功績を世に残せばいいのです!
その大志が実を結んだ時、気を利かせ過ぎる検索サイトは、「北野武」を検索した人々に、あなたに関する検索結果、「北野猛」の検索結果を勝手に提示してくれるはずです。
検索サイトは、天下の「北野武」を隅に追いやってくれます。いや!その頃には「北野猛」こそが天下です!!
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筆者はnoteに投稿を始めた当初、シンプルに「まっさん」というハンドルネームを名乗っていましたが、エゴサーチしてみたところ「まっさん」という名前はネット上に無数に存在していることに気付き、途中から「まっさんたーぼ」に変えました。
でも、
まあ、
筆者の場合は、
「まっさん」であろうと、「まっさんたーぼ」であろうと、依然として過疎クリエイターなんですけどね!
最後までお読みいただき、ありがとうこざいました。それではまた!(^^)
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