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【どっちが良い?】新卒・第二新卒でベンチャー?大手?
こんにちは。
東京のIT系ベンチャー企業で人事を担当しているTATSUです。
改めて僕のキャリアをかるーくご紹介させていただくと、
新卒:金融大手企業(一部上場、超ホワイト)→3年間 泥臭営業
二社目:東京IT系ベンチャー企業→入社して1年経過 まるまる人事
といった感じです。
一応、大手とベンチャー両方を経験してます。
職種は営業→人事とキャリアチェンジをしてますが、面接を受ける側から面接する側に変わったわけですね。
(営業が嫌だったわけではなくむしろ大好きでした。なぜキャリアチェンジしたかはまた別の機会に)
僕自身が感じた大企業、ベンチャー企業それぞれで働くにおいてのメリットデメリットをお伝えしていきます。
それぞれの言葉の定義もせずに、体験談からゆるりと書いていくので悪しからず。
総論:目的次第でどちらでもOK。ただし目的を超明確にしよう
正直、どちらに入ってもなにかしらの良いギャップ、悪いギャップは感じます。
大事なのは、それを感じた時にどれだけ「自分で選択したんだからここで頑張るんだ」と思えるか。
入社するまでに「その会社に就職して何を得たいのか?」を明確にしておけば、無駄な転職を何度も繰り返さなくて済みます。
(それを明確にするお手伝いもしているので、よろしければお使いください
https://coconala.com/services/2413188)
大手に新卒で入社するメリット
条件面
福利厚生、(最終的な)年収、働き方、勤務時間は間違いなく大手の方が整っている可能性が高いです。
僕の前職では家賃補助だけで100万円/年くらいでましたし(年収+100万円!!)、年以外での条件が良い場合が多いでしょう。
年収面の上がり幅はゆっくりであることが多いですが、基本的には年齢とともに右肩上がりになっていくことが多いのです。
大きな規模の仕事ができる
これは業界や職種にもよりますが、自分が関わった仕事がニュースになったり、数億円単位が平気で動く仕事に関わることができることも大手で働くメリットでしょう。
ことあるごとに
「あぁ、大きい会社で働いてるんだなあ」
と感じることができます。
人によってはそれがやりがいで頑張れる人もいるでしょうね。
大手で働くデメリット
裁量を与えてもらえないことが多い
裁量、をどう定義するかにもよりますが、大手だと大きなプロジェクトに関わったとしても新卒のうちは業務内容が資料作成などの下流の仕事になることが多いです。
しかしそれは構造上仕方なく、大手企業には多くの昔から働いている方々がいます。その方たちがその会社で積み上げてきたものが違うので、その方たちで話を進めていった方が仕事がスムーズに進むのです。
裁量を得るためにはその会社で長い時間働き、少しずつその会社でできることを増やしていくことが一番の近道になります。
その場合の時間軸は10年〜20年、場合によっては30年くらいかかってしまうこともあります。
その会社のスペシャリストとして一生を終える可能性がある
大手の仕事の仕方は基本的に縦割りで、業務内容が部署や社員で分かれています。
その制度自体は効率的に業務を進める上で良いのですが、いざその一つの部署で数年間を過ごしてしまった場合、その会社、その部署以外で役にたたないスキルのスペシャリストと化していることがあります。
僕も採用の面接をしていて、そのような方にお会いした時には、正直転用できるスキルが見当たらずに困ってしまうケースも多々あります(その結果採用お見送りになってしまいます)
いまはどこの会社が安定しているかもわからない世の中で、そのような選択をすることは非常にリスキーであると僕は考えています。
ベンチャー企業で働くメリット
裁量権は半端じゃなく得られる
そのベンチャー企業の規模にもよりますが、基本的にベンチャーは人が足りていないです。
そのため、自分が担当する業務以外も経験することになります。
大変に思えますが、その分成長スピードだったり他の職種を経験したからこそのインサイトを得やすくなります。
個人的には業務を幅広に経験しておくことは人生レベルで見た時に全く損ではないと思っておりむしろプラスだと思っていますが、それが得られるのがまさにベンチャー企業でしょう。
これからの時代、パラレルに働くことが非常に大事になってくると予想され、その際にいろんなことができる人が重宝されるでしょう。
やる気ある仲間と出会える
ベンチャー企業にくるような人たちは基本やる気に満ちあふれています。
自ら激務の厳しい環境に飛び込んでくるくらいですから、何かしらの思いがないとしんどくなってしまいます。
もしあなたが将来成し遂げたいことやなりたい姿が定まっていれば、ぜひベンチャー企業の扉を叩いてみることも一つかもしれません。
夢を追いかける人たちと熱く働くのは楽しいですよ。
僕は前職との違いは周りの人のモチベーションだと思っていますし、環境によって自分を取り巻く人の特性が変わるのはもちろん、自分の性格や日々の暮らしまで変わってしまうので非常に大事な要素です。
ベンチャー企業で働くデメリット
働き方が激しい会社も
上記の通り大きい裁量は得られますが、逆に言うと業務量はその分多くなります。
もちろん法律の範囲内ではありますが、勤務時間は長くなる傾向にあります。
かく言う僕も、最終退勤時間(21時30分)まで働くことが増えました。
大企業時代でもその時間まで働くことはありましたが、日中の業務の密度が違うので疲労感はすごく増したと感じてます。
搾取されないように注意
これも会社によりますが、中途面接よく「やりがい搾取」の環境に陥っている会社の方に会います。
どんどん人が入れ替わっているような会社は特に注意しましょう。
あくまで会社は会社で自分の人生の目的を追い求めるためにあると思っています。
つい手段が目的化してしまいがちですが、「会社を利用して自分が幸せになってやる」くらいの気持ちで働く気概がベンチャー企業では大事になります。
もちろん会社の理念に共感していて、
「その会社に身を捧げること=自分の人生の目的」
と言えるのであればそれは幸せなことだとも思っています。
いかがでしたでしょうか?
完全に体験談+僕が今ベンチャーで楽しく働いているのでどうしてもベンチャー寄りの記載になっているような気がしますが、思っていることを少し一般化して書いてみました。
ちょっと抽象的に書いたので、もっと具体的に聞いてみたい方はぜひ下記から申し込んでみてください!
転職活動は、会社の同僚にもなかなか相談しにくいもので、孤独で不安が付きまといがちです。第三者視点でアドバイスもらえる人がいると心強いかと思いますよ!
よければベンチャー人事の私の経験を存分に活かしてやってください!
(お話をお伺いする上ではもちろんフラットにアドバイスさせていただきますのでご安心ください笑)