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自己啓発、幸せの第一歩、人間関係を改善する方法とは?

#自己啓発 #人間関係の改善
#アドラー心理学     #言い換え

びっくり世界の事件!中国南部・広東省珠海のスポーツセンターで車が暴走! 35人が死亡、43人が負傷した。この車を運転したしていたのは52歳の男性、離婚をめぐり財産トラブルがあったと言う。この事態を重くみた中国政府は対策に乗りだす。もともと中国においては「四無五失」の人たちが増え続け、さまざまな事件が頻発しているというのだ。「四無」とは、妻・子・収入・資産の4つがない人。「五失」は⑴投資の失敗  ⑵生活への失意 ⑶人間関係の破綻   ⑷心の喪失   ⑸精神の異常のことを指す。これらの人々への取り締まりを強化するようだ。

*人間関係の改善は社会で必須!
中国での「四無」、それぞれ見ていくと家族関係であり、職場の人間関係であり、家族との関わり合いと読み変えることができる。つまりは対人関係が大事だということ。よくよく考えてみれば、夫婦でも親子でも別人格である。そうだとすれば、他人と同じように接しなければいけない。親族であってもそれは同じと言える。

ちょっとした言葉遣いによって、ヒトは喧嘩になる。それは夫婦でも親子でも同じだ。だからこそ常に気を使いながら話さなければいけない。だが、社会にはこれができないヒトが実におおい。そのため、人間関係でトラブルが発生してしまうのだ。ただこれは、考え方やテクニックを学ぶことで防ぐことができる。だとしたら、積極的に学び、身につければいいだけの話である。

*考え方の基本とは?
アドラー心理学にその基本となる考えがある。「ヒトは他人を左右できない!」そして「変えることができるのは、自分自身だけ」、これだ。ヒトに何かを頼んでやってもらおうとしても、必ずしもそれをやってくれるわけではない。相手次第だということ。仮にやってくれなかったとしてもそれを「当たり前」と考えよう。

これは夫婦でも親子でも他人同士でも同じ。ただし別に諦めろと言っているのではない。言うべきことをうまく伝えると言うことだ。話し方によっては聞いてもらえるようになるかもしれない。そこはおさえおくべきと言える。ポイントは、クッション言葉を使い、相手を感情的にさせないこと。

*「言い換え」で改善する!
まず会話の主語は「2人称」にしない。あくまで「1人称」で話すこと。例えば、洗濯物を干してあるが、家に取り込んで欲しいときは、ただ「洗濯物を取り込んでおいてくれる」ではなく、「洗濯物、取り込んでおいてくれたら、(私は)嬉しいんだけど…」。またやってくれなかったとしても、「やってくれなかったのね、(私は)悲しい!」。これなら角は立たない。

大体において「2人称」を使うときは、相手の非を責めるときといえる。「なんでやってくれなかったの?」の主語は「あなたは」。これでは喧嘩になってしまう。いかに相手を怒らせずに、こちらの言い分を伝えるか!これが大事であり、うまく伝えることができれば、やってくれるかもしれない。

「クッション言葉」を身につけると、相手を怒らせないことにつながる。例えば「大変言いにくいのですが…」や「お気を悪くすると困るのですが…」など、ちょっと言いづらいことについては、この前置きを使う。自分の意見を伝えるときなどでは、「あくまで一般論ですが…」。さらに目上のヒトに対しては「おこがましいようですが…」となる。

*心を平穏にする人間関係?
気のおけない友との会話、これは心を穏やかにしてくれる。ただ近年はなかなか友人をつくれない人が増えている。さらに「親友」ともなると、さらに少なくなるようだ。多忙な生活をおくる現代人にとっては、仕方ないことと言えるだろう。しかし心配するには及ばない。方法はあるのだ。

「親しい友」と書いて「親友」。この親友の定義をしてみると⑴ 似通った考えを持っている ⑵詳しい説明をしなくてもお互いによくわかる   ⑶困ったときには助けてくれる。  ⑷助言が的確、良いアドバイスをくれる。⑸会えばすぐ打ち解け、癒してくれる。これらが親友と言えるのではないだろうか。私個人としては⑶の人物こそ、親友と考えるが、こんなヒトはまずいない。

ただし、心理学から言えるのは、別に友人や親友でもなくてもいいということ。ちょっとした知り合いであっても、わずかな会話や挨拶でココロが和むとされる。だとすれば、日常的にこれができるのだから、積極的にやってココロを穏やかにすべきだろう。そんなわずかな事でヒトは幸せになれるのだ。

*まとめ
孔子の言葉「朋、遠方より来たり有り、また楽しからずや」。遠くから(めったに合わない)友人がやってきた。お互いに話し合うことは、なんと楽しいことだろう。そんな解釈だが、これこそが幸せの原点と言える。「朋」は、親友や友人でなくてもいい。その場で会った人と、にこやかに会話するだけで、楽しくなっていると言うことだ。これが幸福につながってくる。

遠くの友人や親族よりも、近くにいるご近所、職場や学校での人との交わり、そのなかで挨拶やちょっとした会話をするだけでもいい。そんな些細なことが幸福につながってくると言うわけである。

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