自分には、不安を探す悪い癖がある。

こんばんは。
絶賛夜勤中の男、それが私。
夜勤期間中はメンタルが安定せず、普段気にならない事でも悩んだりしてしまいます。
ですが、ここ数日は悩む事も無く、期限付きで抱えている仕事も無い状態でした。
それは、毎日ただ日々を過ごす事が出来る状態、という事です。
そんな時、気付いてしまいました。
何か、悩む為の不安材料を探している私の心に。

不安な状態に慣れ過ぎている

そう、私は心に不安材料がある状態に慣れ過ぎているのです。
何も悩む事が無い状態、ただ日々を淡々とこなす状態が落ち着かない。
いつも、悩みの無い人生を過ごしたい、気楽に生きていきたいと強く願っている私。
実は、そんな人生は日常的に私に訪れていたのです。
それに気付かず、不安の無い心に落ち着かず、悩みの種を探す私。
なにやってるんだ、いったい。

悩み事が無い=頭が休まるのが不安?

この、不安材料を探してしまう自身の心に向き合ってみました。
その結果、私は常に頭の中で何かを考え続けるクセがある事に気づく事が出来ました。
何か考えていないと、人生を無駄に過ごしている気がして不安になる、というのが心の底にあります。
何か考えていないと、無心で暮らしていると不安になる。
その不安が怖いから、頭をいっぱいに出来る事柄を探す。
私の場合は、てっとり早く頭を満たせる物が「悩み事」。
その為、常に悩みを探して不安になろうとする。
その癖、不安から解放されたいと願い、常に矛盾している状態を生きている。

おお、これは今までに気付けていなかった私の心です。

不安依存症からの脱却を目指して

そう、私は不安症だと自覚し、いつか幸せな心、つまり平穏な心を手に入れる事を願って生きてきました。
ですが、悩み事を探し、心を不安で満たし続けてきたのは誰でもない、私自身だったのです。
これ、すごく大切で重要な事に気付いたという確信があります。
そう、自分自身のこの不安依存症を治さなければ、永遠に平穏な心は手に入らないのです。
ここまで分かれば、次は依存症から脱却する為の方法を探すのみ。

頭を休める事に何故不安を感じるのか?

そもそも、何故頭を休めて気楽に過ごす事が不安なのか。
私は何も考えていない状態で時間が経つ事を恐れているようです。
それって、やはり死への恐怖が根底にあるからかも。
人生の残り時間を、何も考えずに消費していく事への恐怖。
悩み事で頭をいっぱいにして考え込んでいれば、時間を有意義に使えていると勘違いしているっぽい

考えたいなら、明るく前向きな事を。

頭をいっぱいにするのは、根源にある死の恐怖から。
人生の残り時間を無意識の状態で消費する事への恐れから。
ただし、この死への恐怖を克服する事は、今の私では難しいと感じます。敵は手強い。
ならば、頭をいっぱいにする事はしょうがない。
ただし、それを悩み事では無く、前向きで明るい物に変化させていこうと思います。
始めてみたい習い事や趣味の事。
行ってみたい旅行先に思いを馳せたり。
明日の筋トレメニューを考えたり。
今日あった、見逃している小さな幸せを振り返って探してみたり。

今回は、我ながら大きな気付きを得たと感じています。
断酒を続けている効果でしょうか。
自分の事がすこしずつ分かってきました。


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