忙しさは心配ゴトでできている!自分らしい働き方をかなえるヒント
「もっと自分らしく働きたい。」
でも、日々の仕事が忙しすぎて、考える余裕が1ミリもない!だからといって残業しないで帰宅しても、やり残した仕事が気になって気持ちが休まらない。
その忙しさは、たくさんの心配ゴトが原因かも。
水島広子著『「いつも忙しい」がなくなる心の習慣』をヒントに、漠然とした不安への対処法を身につけることで、自分らしい選択ができる方法をお伝えします。
忙ししさを理由に足踏みしている状態から一緒に抜け出しましょう。
やることはたくさん。やりたいことは何もできない
「やることはたくさんあるけれど、やりたいことは何もできていない。」
仕事が忙しすぎる日々、このように思うことはありませんか?
その状態、あなたは「忙しい病」にかかっているのかもしれません。やるべきことをやっているだけのはずが、なぜ、忙しい病といわれるのでしょうか。
答えは、この本にあります。
この本からは「忙しい病」とは何か、忙しさの原因と忙しさを手放すメソッドが学べます。
水島広子著『「いつも忙しい」がなくなる心の習慣』から学ぶ2つのヒント
忙しい病について教えてくれたのは『「いつも忙しい」がなくなる心の習慣』の著者:水島広子さんです。この本では、「いつも忙しい」と思ってしまう忙しい病の原因と対処法について詳しく書かれています。
この本の中で水島さんは、いつも忙しいと感じてしまうのは、「忙しさのメガネ」で物事を見ているからだと指摘します。
頭の中がやることリストで埋め尽くされて、本当にやりたいことができていないとき、「忙しい」というフィルターを通して物事を見ているのです。
その状態を「忙しさのメガネ」をかけていると表現しています。
「忙しさのメガネ」をかけていると、本当に必要なことだけではなく、すべてのことがやるべきことと認識してしまい、その結果、あれも!これも!と自分を苦しめます。
そして、忙しさのメガネをかけ続けた状態が「忙しい病」であるのです。
精神科医でもある水島さんは、忙しい病にかかる原因や忙しさのメガネの外し方のコツをわかりやすい表現で教えてくれます。ここでヒントにしたものの他にも、すぐに実践できる方法がたくさん書かれていますので、興味のある方は是非本を手に取ってみてください。
自分らしく働きたいのに、考える余裕がない
ここでは、この本からヒントを得た「自分らしい働き方をしたいけど、時間がない」に効く2つのポイントに注目してみます。
・「忙しい病の原因は不安にある」
・「べき」ではなく「したい」を選択する
これらに焦点をあててみると、忙しさを手放して自分らしい働き方に時間を使えるようになるはずです。
忙しくて考える余裕もないのは、不安のせい
考える余裕もないほど、忙しくなっているのはなぜでしょうか。
同じような仕事をしていても、いつも忙しくしている人となぜか余裕のある人がいます。
いつも忙しい人は、残業について次のように思うかもしれません。
「残業しないと仕事をさぼっている気持ちになる。」
「仕事が気になり、帰宅しても心が休まらないから、ついつい残業してしまう。」
そのとき、同時にこのようなことも頭の中に浮かんでいませんか?
・残業しないと周りの人にさぼっていると思われるかもしれない
・明日は別の仕事を依頼されて、今ある仕事が終わらないかも
・あとでミスを指摘されないように念入りに仕上げたい
上記のような不安や心配が、残業を選択させています。困ったことに、この不安は具体的に何かが起こっているわけではなく、漠然とした何かが起こらないように備えようという不安です。
もしもに備えた不安と、本当に必要なやるべきことは別です。それを区別することから始めましょう。
前述したあなたの近くにいる“いつも余裕のある人”は、未来のやるべきことと、漠然とした未来の心配が区別できているのではないでしょうか。
「べき」ではなく、「したい」を選択しよう。
次の2つの文からどのような印象を受けますか?
・この仕事は残業して今日中に終わらせるべきだ。
・この仕事は残業してでも今日中に終わらせたい。
「べき」は、誰かにやらされているという他者を意識した表現です。
やらされている状態は、他人の目を意識して不安を感じ、それは不満の種にもなります。
一方の「したい」は、自分の決断です。不安があれば、対策を自分で考えることができますし、やらされているのではなく、やると選択しているので、不満にはつながりません。残業をしたとしても、達成感が得られるでしょう。
このように「べき」を減らして「したい」を選択するとで、忙しさの原因になる不安を回避できるのです。
忙しさに飲み込まれそうになったとき、「べき」か「したい」を自分に問いかけてみましょう。「べき」の中に、やらなくていいことが隠れているかもしれません。
一緒に自分を応援してくれる人がいたら、できるかも
自分のことを考える余裕もないほどの忙しさは不安から作られ、「べき」ではなく「したい」を選択できると、漠然とした忙しさを減らせることはわかりました。
でも、日々の不安を打ち消しながら時間を作って行動するのって簡単ではありません。真剣に働いていたら、いつのまにか忙しい病にかかっているかもしれません。厄介なことに、この病とは根気よく向き合うことになりそうです。自分で自分を見てあげないといけません。
もしも、自分を応援してくれる人が他にいてくれたら……
「自分は何をしたいのか?」を導くコーチング
SHElikes(シーライクス)は、PC一つで働けるスキルが学べるキャリアスクールコミュニティです。
ここでは、場所や時間にとらわれずにデザイン・ライティング・マーケティング等、38種類の豊富な職種スキルを学ぶことができます。
忙しい病を克服して、いよいよ「自分らしく働く」ことと向き合ったときに、このように思うかもしれません。
「自分はどうなりたいのか」
「何を学んだらいいのだろう」
「自分にはできるだろうか」
上記のような不安が頭に浮かんだら、是非コーチングを受けてみてください。
シーライクスでは、充実した学びのコースの受講だけではなく、月1回のグループコーチングの利用ができます。コーチングでは、ふんわりとした自分の進む方向をクリアになるように、コーチがサポートしてくれます。
シーライクスには、こんな約束もあります。
コーチングでもこの約束は大切にされています。それって、不安とは対極にあると思えませんか?
グループコーチングでは、自分らしさを否定されることはありません。安全な場所で自分の選択を整理できる場所なのです。
自分らしい働き方を考えるのは自分しかいません。安全な場所でこそ、自分の声が聴けるのではないでしょうか。
まとめ
たくさんの心配ゴトがあなたを忙しくさせています。心配ゴトの正体を知って、自分が「したい」ことを選択していくと、自分らしさを叶える余白が生まれるはず。
とはいえ、対処方法がわかっていても、必死に仕事をしていたら忙しい病にかかってしまうこともあるでしょう。自分のキャリアの正解は自分の中にしかありません。でも、ひとりきりで踏ん張っていても道のりは長く、途中でつらくなるかもしれません。
そんなときに、自分らしさを探す仲間がいたらどんなに心強いでしょうか。シーライクスのコーチングで自分の声を聞いてみませんか?
自分らしい働き方に向けて一歩踏み出してみましょう!