三上寛『夢は夜ひらく』
小説が読めないときは大抵、詩かエッセイを読みます。
寺山修司の詩、君泣くや、母になりても。
怒れ!日本人は、靴を踏まれても、謝るのだ。一日一怒。
寺山少年は、数字にたいそう興味を持っていました。
興味ではなく、違和感かな。
数字って何?と、岩窟上の鷹も考えたとさ。
簡単な算数の質問
「2と2を足したら、幾つになるか?」
少年は
「荷と荷を足したら・・死、になる」事に納得いかず
「荷と荷を足せば・・産!」と答えたとか。
たかが数字、形、色、名前、寺山少年の違和感、何故?この感じ、好きです。
赤:私に見える赤は、何の象徴か、何故好きなのか、に回答はない。私の答は、また誰かの答も
その方だけの感性。
さて、
4と4を足しても
苦になる・・と歌った、三上寛の「夢は夜開く」を⭐
八百屋の裏で泣いている子ども背負った泥棒
キャベツ一つ盗むのは
罪なのか?