カンガルーノート
カフカに心酔したという安部公房は、同じく幻想譚、アリエナイ物語を最期まで書き続けた。
作品紹介するのも長いだけだし止め。
遺作とされる「カンガルーノート」
この作品に対しても、多くの方が論評、考察文など、プロアマ問わず記載しているので、これも止め。
賽の河原の少女
垂れ目の看護士
垂れ目の女が他にも数人
安部公房の母は垂れ目だったのだろうと、推測出来るのですが。
死に瀕した彼の絶望であろうと、
虚無であろうと、母への恐怖、憎悪であろうと、かまわない。
彼にしかわからないのだし、
書いた彼だって、もしかしたらマザコンだという確率も高い。
要は・・突如、両足に”かいわれ大根”なる、何とも、存在感薄い野菜を、足に生やしたか!?
追われ追われ、身を潜め、
一人、自分の脚からかいわれ大根をむしっては口に入れる主人公の図。
お腹の足しにもならないであろうに。
カフカの甲虫を想像し、体感しようと考える子どもでありましたから、
当然、私なら・・かいわれ大根以外の何を生やしたいであろうか?と考えました♪
友だちにも訊いて回りました。
こうした他愛のない会話、問答の中に、私という人間は、思いっきり好奇心抱き相手を知る愉しみに変えたりする不届きモノです。
一番つまらない答「そんな馬鹿な事、考えたくない、アリエナイ」
わりに好きだった答は、さくらんぼ、かなぁ。勿論、答えたのは女性。
「さくらんぼだと、見た目も可愛いし、食べても美味しいし、何だか救われるわ」
深く、是!でありました。
私も一応、美意識ありますし、それなりに、外観と実用を考えました。
さくらんぼ、と類似したモノ。
答は内緒。
もっとも、私の胸をときめかせた答
「君を生やしたい」
です・・・
ふは~ アリエナイ!と、ほら、思ったでしょ、そこの貴方や貴女!♪
でもね、忘れられないから、後生大事に、持ってるの
で、こんな真夜中に
ふっと魔が差して
書いちゃうのだ。
真夜中のナルシスト☆
ひらひらと、いい女でしょ~的に、露呈する現役乙女なり。
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