ビールへの憧れ。
お酒が弱い。
飲むとすぐ赤くなる。
寒気がする。
2時間もしないうちに頭痛がする。
体質的に合っていないようだ。
お酒を飲める人に憧れる。
ビールもワインも日本酒も焼酎も。
どんな物でも飲める人に憧れる。
特にビール。
ビールはかっこいい。
「取り敢えずビール」はかっこいい。
飲めるようになる為何度も挑戦した。
まずい。
苦い。
お腹が膨れる。
結構高い。
まるで良いことがなかった。
なぜ皆美味しそうにビールが飲めるのだろうか。
「舌ではなく喉で味わうのがビール」らしい。
ちょっと何言ってるかわからない。
試しに喉で飲んでみた。
喉が枯れた。
酒ヤケとは別の喉の潰し方をした。
それでもビールはかっこいいと思う。
男らしさが溢れているからだ。
あとは色。
金色の炭酸水の上に白雲が乗っている。
まさに黄金比のコントラストだ。
社会人の生命の水。
飲めばたちまち生き返る。
AEDと並ぶ人類蘇生の2大巨頭。
僕もそんなビールを美味しそうに飲んでみたい。
だが今は飲むことは叶わない。
なので今日も見た目が同じシャンディガフを飲む。
いつか本物を飲める日を夢見て。
最後まで読んで頂きありがとうございました。