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蘊蓄けい

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一般小市民の考察タイムである。
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2024年10月の記事一覧

彼は矢場とんとともに現れた

たぶん、隣の席に座るだろう。なんとなく確信した。 数秒後、私の隣席に彼は腰かけた。 場所は新幹線指定席車内。のぼりの名古屋駅を出発したところである。 私はあまり新幹線が好きではない。グリーンに乗りたい。なぜならシートがかなり独立しているから。 彼はミチミチしていた。ジーパンが。 体は中肉中背というか、たっぷりしている。 たぶん2年後くらいに爆発的に太るタイプと見受けられる。 恐らく、恐らく、20代後半。脂っぽいかんじだ。 うわーーー人間の容積でかいタイプじゃないか・・・容積

やだなあ、やだなあ、っておもったんですよ

この夏、特筆した出来事といえば稲川淳二さんのイベントに参加したことだろうな。と思う。怪談会というやつらしいね。 毎年やっているそうである。 えらいよね。毎年毎年。 もう喜寿(77歳)らしい。 正直昔はめちゃくちゃ怖くて絶対無理だったが、歳を経るとそこまででもなくなってくる。 人から聞いたお話を語っていたが、聞いていてふと、疑問におもった。 というよりこういう話多いな。というか。 その人は、死んでから1か月(乃至は1年以上とか)経っていた。 その人と会った時には、既にその人