会食恐怖症01 〜分析編〜
0. このnoteの目的
"自分で"というのは当たり前のことなんだけど、
なぜ強調しているのかはこのnoteを読んでもらえればわかると思う。
かなり長いけど、太字と✅👉の部分を読むだけでも理解できるはず。
(もともとXでポストする予定だったものをnoteに貼り付けて編集したため、読みやすい文章ではないかも。)
1. 会食恐怖症=病気なのか?
そもそもなぜ病気として扱われているのかというと、食事で緊張することが普通ではないからだと思われる。
このように書いたのは、自分の力で治せると判断したからだ。
そもそも薬では治らないし、認知行動療法のような治療を受けるにしても、結局は自分の問題なので、医者の力を借りつつも自分の中でどうにかするしかない。
↓とりあえずネットでいろいろ調べるくらいなら、山口健太さんの本。
2. 会食恐怖症とは?
症状が出る条件や具体的な症状は人によってかなり違うけど、これが最も一般的な定義だと思う。
3. 分析編
全体の分析
会食恐怖症=人との食事に対して強い不安や恐怖を感じること
でも、「不安・恐怖→食べられない」とはならないのでは?
👉「不安・恐怖→胃痛→食べられない」
みたいに間に何か(身体的な症状など)入るはず。
個人的には下のように考えた。
「不安・恐怖だから、食べられない」のではなく、
「(不安・恐怖で)胃が痛いから、食べられない」
↓
不安でも胃痛がなければ食べられるはず。
でも、人間ならば不安な時に胃痛を感じるのは当たり前だと思う。
胃痛がなければ・胃痛があっても食べられるレベルならば克服可能だったかもしれないけど、
少なくとも自分は胃痛が酷い体質なので不可能。
他の人は、「不安・恐怖→?→食べられない」の間に何が入るのか気になる。
正確には、
👉「原因(状況・条件) → 不安・恐怖を感じる→ 胃痛 → 食べられない」 とする。
👉現時点で、「不安・恐怖を感じる→胃痛」と「胃痛→食べられない」の矢印関係を断ち切ることは不可能
(難しく考えなくても、ここまでは簡単に辿り着くはず)
会食恐怖症に影響する要素=原因を、とりあえずこの4つで考えてみる。
※原因=症状が出る原因(状況・条件)であって、会食恐怖症になった原因ではない
①同席者
Q. 症状が出る出ない・症状の程度が、相手によって変わるとすると、それはなぜか?
A. シンプルに「相手に緊張するか、しないか」
個人的な感覚としては、食事と相手との間にあまり繋がりがない気がする。
人と食べるより1人の方が気楽で緊張しないのは間違いないけど、相手がいるから食べにくいということはあまりないのかなと。
👉むしろ、食事と関係なく、相手それ自体に緊張している可能性の方がある。
↓
Q. そもそも食事抜きで緊張するかどうかも重要では?
A. 例えば、初対面の人・異性・偉い人などは緊張する可能性が高い。
自分は誰が相手でもかなり緊張するタイプ。
=(自分がコミュ障なことと繋がってくる)
↓
②食べ物
ジャンルや味付け、量、食べやすさとか色々ありそうだけど、
結局答えは「量の多さ」。
あと個人的には、「脂」も。
(物によるけど、例えば高級肉の独特な脂の味は少しでも吐きそうになる)
「脂」の方は体質的に無理?だから、たぶんどうしようもない。
👉「量の多さ」について
Q. なぜそれが原因になるのか?
A. 「少食」だから
「食べ切れるか不安→胃痛→食べられない」
Q. なぜ「食べ切れるかどうか」に不安・恐怖を感じるのか?
A. 「周りにどう思われるか」
周り=同席者、店員、周りの客
残すことが普通ではないため、見られたくない・恥ずかしい・罪悪感など?
食べられないなら残せばいいだけなのに、実際はそう思えていないからか、
食べきれないと思った瞬間からより酷い症状が出る
👉残せばいいと思えていれば、症状は酷くならないはず
👉残せばいいとわかっているはずなのに、そのことを頭でしっかり受け入れられていない
👉残していい"理由"がないと残せないのはあるあるだと思う。例えば、明らかに量が多ければ、食べ物が腐ってればなど、正当な理由があれば気楽に残せるだろう。
="他人から見て"正当な理由?
「量の多さ」「脂」は、会食恐怖症だけでなく、嘔吐恐怖症とも関係してくる。
嘔吐恐怖症については、④自分 で書く。
③環境(店の中)
環境についてはたくさん思いつく。
例えば、高級店は怖い、静かな店がいい、お客さん少なめ、客層は若者少なめ同性が多め、席はファミレスみたいなボックス席、隣と離れている、周りの客と視線が合わないといいな など。
何が原因か?
・店の雰囲気(高級、騒がしい、客層)
・席(席の形、距離感) など
↓
言い換えると、
・初めての場所で緊張すること
・HSP? 騒がしいところが苦手
・周りの目が気になる
HSPについて詳しく調べるつもりはないので、間違ってたら申し訳ない。
(普通の人ではあり得ないようなレベルで)刺激・ストレスを受けやすい、騒がしい場所が苦手という意味で使った。
「初めての場所で緊張」「HSP?」に関しては、結局は経験・慣れが必要。あとは、自分の体質に合わせて頑張る、ある程度は我慢かな。
👉「周りの目が気になる」
=周りの人が自分を見ているのではないか?
=周りの人にどう思われるか?
👉僕自身はほとんど1人で行動するタイプで、1人行動自体には抵抗はないが、周りの目が気にならないわけではない。(1人でいることが恥ずかしいわけではないが、それでも気になる。)
例えば、1人で渋谷に行くと落ち着かない感じ
=そわそわするとか?
=周りの人にどう思われるか?気にする
→周りの人は自分のことなんて全く見てないのに
Q. なぜ周りの目が原因になるのか?
なぜ周りの目に不安・恐怖を感じるのか?
A. 単純に周りの目が気になる、緊張するから
周りにどう思われているのかを気にするから
↓
Q. 周りの目に対して、なぜ普通よりも強く反応するのか?(普通の人はそこまで意識してないのに)
A. 自分の中に変わった考え方があるから
Q. 隣や近くに人がいる時、なぜ緊張するのか?
→食事以外の場所ではどうか?
例えば、電車や映画館などでは緊張しない。(パーソナルスペースが普通より広いため、居心地の悪さはすごくあるけど。)
↓
食事の時のみ、隣や近くに人がいると緊張する
↓
A. 残すことに対する気持ち、周りの目が気になる
「周りの目が気になる」を他の状況で考えてみる。
例えば、
・40歳サラリーマンなら普通に個人居酒屋に入れるけど、大学生の自分が入れるかと言われると無理そう。
・おしゃれなカフェに自分みたいな人間が入っていいのかな。 など
👉つまり、「自己肯定感?」
・自分に「自信ある」ならば個人居酒屋もカフェもあまり抵抗感はないだろう。
・もし場違い感があっても周りのことを気にしない考え方ならば行けると思う。
↓
店の雰囲気や席の形などの具体的な条件は、根本的な原因ではないと考えたため、今回は詳しく書かなかった。
④自分
今まで自分についてはかなり書いてきた。
・コミュ力(①同席者)
・少食や量に対する考え方(②食べ物)
・周りの目が気になるという考え方(②食べ物、③環境)
これ以外の原因だと、
・体調
・メンタル
・過去の経験やトラウマ
・胃痛など身体症状への敏感さ
・嘔吐恐怖症 など
ここでは3つのことについて考える。
1つ目は、「何にでも緊張してしまう性格」について。
昔から何にでも緊張する。試験や初対面の人と会話する時だけではなく、旅行やテーマパークなど楽しむはずの場所でも緊張してしまう。
これについては、「自信を持つ=自己肯定感」「周りの目を気にしない考え方」「経験・慣れ」で頑張っていくしかない?
2つ目は、「会食ではない=1人の時」について。
会食以外でも症状が出る。たまに1人で外食する練習をしているがその時に症状が出る。"会食"恐怖症ではあるが、"外食"恐怖症でもあるみたいだ。
1人で外食する場合について考えると、①同席者については全く考えなくていいことになる。
「量」「周りの目」の2つについては、すでに書いてある解決策で頑張っていくつもり。
3つ目は、「嘔吐恐怖症」について。
個人的には今最大の問題だと感じている。
電車の中で気持ち悪くてパニックになってから嘔吐恐怖症になった。常に意識してしまって頭から離れない感じ。
外食だけではなく、家でも少し食べ過ぎたら、ヤバいかもってなる。
これは完全に「自分の問題=身体感覚を過剰に意識」で、周りは関係ないのかな?
嘔吐恐怖症については、次回以降のnoteで詳しく書くつもり。
4. まとめ
解決策としては、(嘔吐恐怖症に対する解決策以外だと)
・誰が相手でも緊張しなくなるためにコミュ力を鍛える
・食事(残すことなど)に対する考え方を変える
・自信を持つ=自己肯定感
・周りの目を気にしない考え方
など、しょうもない解決策しか見つけられなかった。
👉でも、これ以外に思いつかなくないか?
1から丁寧に考えてこの解決策しか見つけられなかったから、これが正しいのかな?
5. 色々思うこと
⭕️感想
原因を4つに分ける所までは上手くいったけど、それ以降は上手くまとめられなかったと思う。
(気が向いたら、少しずつ編集して改善していくつもり)
「コミュ力をつけよう、自己肯定感、自分に自信を持とう、周りを気にしない」とか胡散臭い自己啓発みたいな解決策しか見つからなかったのは、個人的にはとても残念だった。
👉でも、精神的な病気は認知の歪みからくるものが多いし、実際に認知行動療法など認知の歪みを直す治療法もあるから、胡散臭い解決策と馬鹿にはできないと思う。
⭕️外食練習や会食練習について
何度も会食練習をすることは絶対に必要だと思う。
でも、会食恐怖症について深く考えずに、
毎回会食を乗り切れたかどうかの結果だけに一喜一憂するのは間違っているのではないか?それに何の意味があるのか?
(経験や慣れはとても大切だし、ただ練習するだけで治るのなら良いことだけど)
👉根本的な原因について深く考えることなく、ただ練習するだけで治るとは思えない。(体験談です)
⭕️いつ治るのか
会食恐怖症は病気みたいに何かすればすぐに完治するわけではないと言われている。実際にそれは正しいと思うけど、個人的には少し違う考えもある。
👉「ある時、ふと気づくのではないか?」「何かを悟るのではないか? 」と思っている。
例えば、会食で何か経験をして、それをきっかけに自分の考え方が間違ってることに気づく、自分の中で急に受け入れられるようになる感じ?
👉言葉にするのは難しいけど、何かのきっかけで「本当はこうだったんだ」みたいに、悩んでたことが嘘みたいにスッキリする経験あるよね?
上手く伝わらないかな?
👉だから、とりあえず会食恐怖症について深く考えて、実際に練習して、何かを悟るのを待っていようっていう話。(個人的な予想です)
⭕️会食恐怖症の"人"について
精神的な病気や悩みを持ってる人はメンタルが弱い。これは間違いない。
ただ、Xを見ていると会食恐怖症以外の精神的な病気や悩みを持つ人が意外にも少ないように感じた。(X上で全てをさらけ出しているとは思ってないけど)
精神的な部分に限らず、言葉を選ばずに言うならば"何かしら普通のレベルから離れている人"が多いのでは予想していた。(自分はそっち側に近い人間だと思っている)
でも実際は、食事だけが苦手、それ以外は多少の悩みはあれど社会で普通に生きていけるレベルの人が意外と多そうに感じた。
食事だけが苦手という人は、何が原因で、どのように会食恐怖症を治していくのか少し興味がある。
6. さいごに
「当たり前のことを長く書いただけだろ、しょうもないわ」「あまり共感できないわ」と思った人いますか?🙋
でも、それが悪いわけではなく「感覚派と理論派」みたいに、会食恐怖症に対する考え方・感じ方が違うだけだと思います。
その人たちは、会食恐怖症についてどう考えているのか気になります。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
無駄に難しく長く書いたこと、読みにくかったことをお許しください🙇♂️
もし感想を共有してくださる方がいれば、XのDM、noteにコメントをください。
↓
次回以降の予定
嘔吐恐怖症→外食練習の方法→今回見つけた解決策についてもう少し具体的に→?
次回もよろしくお願いします。